五十九話:Snow Rain
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娘とは反対に無事を確認した切嗣は満足げに笑う。ユニゾン中のアインスも良かったと笑う。酷く優し気な微笑み。その微笑みを湛えたまま、切嗣の体は―――崩れ落ちていった。
「おとん…? おとん…! おとん―――ッ!!」
少女の悲痛な叫びが天に木霊し、消えていく。
時のある間に薔薇の花を摘むがよい。
時は絶えず流れ行き、今日微笑んでいる花も明日には―――枯れてしまうのだから。
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