外伝〜エリィの告白〜
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うなんてどう考えても浮気だろ!?そんなエリィの気持ちを裏切るような事をするつもりはないよ!」
エリィの話を聞いたロイドは慌てながらエリィに言った。
「あら、知らなかったの?七耀教会は重婚を認めていないけど、アーライナ教会やイーリュン教会は重婚を認めているわ。…………だから、その………みんな纏めて責任取るのだったら、浮気にはならないし、私も怒らないわ。」
「エ、エリィまでティオと同じような事を言うんだな……………」
「………ティオちゃんが?………ねえ、ロイド?一体ティオちゃんと何があったのかしら??………怒らないから正直に!話してね?」
(………エリィが来る前に既に他の女性と仲が深まっていたのか………!)
(また余計な事を………)
(お?早速修羅場か?かかかかっ!)
溜息を吐いて呟いたロイドの言葉を聞いたエリィは意外そうな表情をした後、威圧感を纏った笑顔でロイドに尋ね、メヒーシャは顔に青筋を立て、ルファディエルは呆れ、ギレゼルは陽気に笑っていた。
「はい……………」
エリィの威圧感に圧されたロイドは冷や汗をかいた後、ティオとあった出来事を説明した。
「フウ………早めに告白して正解だったわね………ティオちゃんも中々油断できない相手ね…………危うく一番目を取られる所だったわ………でも、一番油断できないのはルファディエルさんよね………寝る時もロイドと一緒にいるんだから、いつロイドの”初めて”を取られるかが一番怖いわね………」
ロイドの説明を聞いたエリィは溜息を吐いた後、小さな声で呟き
「???告白して正解ってどういう意味なんだ………?」
ロイドは不思議そうな表情でエリィを見つめたが
「ギロッ。」
「うっ………」
エリィに睨まれ、黙り込んだ。
「……私はベルの所に戻るわね。………その………さっきの続きは全部解決した時にでも……」
「え。」
そして顔を真っ赤にしているエリィの言葉を聞いたロイドは呆け
(なっ!?まさか………!)
メヒーシャは驚いた。
「ん………そ、それじゃ私は戻っているから……」
そして呆けているロイドの唇にエリィは軽く口付けをした後、真っ赤になった顔でロイドから去って行った。
「さっきの続きって………キス以上に一体何があるんだ………?――――!!ま、まさか………!」
エリィが去った後不思議そうな表情をしていたロイドだったが、ある事に気付いて顔を赤らめた。するとその時、ロイドの両肩に誰かの手がポンと置かれた。
「?………!!!ル、ルファ姉………!それにギレゼルまで………!?」
両肩に手を置かれた事に気付いたロイドが振り向くとそこには微笑んでいるルファディエルと口元に笑みを浮かべ、もう片方の
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