第101話
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
―――お父様。このままIBCに戻っては?」
「ああ、そのつもりだよ。彼らも疲れているだろうからゆっくりと休んでもらおう。」
「そんな、これ以上、ご迷惑をおかけする訳には……」
「その、お気持ちはとても嬉しいのですけど………」
マリアベルとディーターの話を聞いたロイドは驚き、エリィは申し訳なさそうな表情をして言ったその時
「エリィ。水臭いことを言わないで頂戴。」
マリアベルは笑顔で答えた。
「IBCのゲートは特殊合金製だ。簡単に破られる事はないだろう。それにIBC総裁としてクロスベルの治安については無関心でいられない………できれば、詳しい事情を君達から聞かせて欲しいんだ。」
「ディーターおじさま………」
「………わかりました。ご迷惑をおかけします。」
「うふふ、決まりですわね。」
ロイドの言葉を聞いたマリアベルが口元に笑みを浮かべたその時
「「………………………」」
キーアとシズクはうとうとしていた。
「2人とも……なんだか眠そうだな?」
「えー………?キーアねむくないよー。」
「だ、大丈夫です………」
ロイドの言葉を聞いたキーアとシズクはそれぞれ強がった。
「無理もないわ。もう10時近くだし………」
「あれだけの修羅場に付きあわせちまったからなぁ。」
「うふふ、IBCに着いたらベッドを用意しておきましょう。」
「よし、そうと決まればせいぜい飛ばすとしようか!」
その後ロイド達を乗せたリムジンはIBCに向かった…………
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ