第100話
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は街中にいる悪魔達を見て驚き、蒼みがかかった銀髪のルーンエルフの女性は真剣な表情で悪魔達を見つめていた。
「クククク…………………」
するとその時、青年達の傍にいた大男が好戦的な笑みを浮かべ
「ん〜………?いつものごとく、嫌な予感……」
「ま、まさかギュランドロス様………」
「アハハ!もう言わなくてもわかるでしょ、エル姉♪」
大男の様子を見た軍服を着た蒼髪の女性は微笑み、金髪の女性は表情を引き攣らせ、紫髪の娘は嬉しそうな表情で笑った。
「ガッハハハハハッ!ヴァイスハイト!どうやら早速俺達”六銃士”の力をこのクロスベルの民共に魅せる時が来たようだぜ!」
「全く………着いて早々、厄介事に巻き込まれるとは、これもギュランドロスが持つ強運か………?―――まあいい。かつて誇り高き皇族であった者として民達を傷つける輩は許さん!行くぞ、アル!」
「はい、ヴァイスハイト!………!?ヴァイスハイト!あそこに誰かが戦っています!」
「!!あれは”神殺し”セリカ・シルフィル!どうしてこんな所に………」
「何ですって!?」
「あらあら………まさかかの”神殺し”までこの世界にいるなんて、一体どうなっているのかしら。」
ルーンエルフの女性が指さした方向に戦っている青年達を見た金髪の青年は目を見開いて驚き、青年の言葉を聞いた金髪の女性は驚き、蒼髪の女性は意外そうな表情をした後、戦っている青年達を見つめた。
「ガッハハハハハッ!面白くなって来たじゃねえか!!ヴァイスハイト!俺達も負けずに行くぞ!!」
「ああ!悪魔達を滅しつつセリカ達と合流するぞ!エニグマ駆動……!」
「はい!………ルリエンよ、戦士達に加護を!勇士の戦闘領域!!エニグマ駆動………!」
「ルイーネ!エルミナ!パティルナ!俺達も行くぜっ!エニグマ駆動だあっ!!」
「ううっ………わかりました!わかりましたから、絶対にお一人で暴走して戦わないで下さいよ!?エニグマ駆動………!」
「フフ、ギュランドロス様には私が付いているから安心してちょうだい、エルちゃん。」
「そうそう!お姉様がいればギュランドロス様の事は心配いらないよ!それにしてもあの”神殺し”まで現れるなんて面白くなってきたね!!さあ………行くよ!」
そして青年達も街中に徘徊する悪魔の軍団との戦闘を開始した!
クロスベル市のさまざまな場所で激しい戦闘が繰り広げられる中、ロイド達は東出口を抜け、東クロスベル街道に到着した…………
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