第100話
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ウイに嘆願し
「なっ!?マクダエル市長……!リウイ陛下達と一体どういう関係にあるのですか………!?」
ヘンリーの行動を見たハルトマンは信じられない表情でヘンリーを見つめたが
「………貴様が知る必要はない。”D∴G教団”と繋がっている外道が………!」
「!!!い、一体何の事をおっしゃっているのですか………?」
殺気を纏ったリウイに睨まれ、表情を青褪めさせて呟いた。するとその時
「!リウイ様!」
「新手が来ました、お父様!」
何かに気付いた金髪のルーンエルフの女性が声を上げ、夕焼け色の髪の娘がリウイに警告した。すると警備隊員達やさらにウルスラ病院で現れた”悪魔”、そして病院でアーネストを逃がした翼竜達が現れ、リウイ達を取り囲んだ!
「チッ、悪魔達まで市内に放ったのか!―――イリーナ、ペテレーネ、シルフィ!お前達はマクダエル市長達を守りつつ、後方から援護だ!ティア!お前は結界を展開して市長達を守れ!」
「「「「はいっ!!」」」」
「左翼はセオビットとエヴリーヌが務めろ!悪魔達は殺して構わんが警備隊員達は決して殺すな!」
「ん!」
「わかったわ!」
「右翼はプリネ、ツーヤ、レーヴェ!お前達が務めろ!」
「「はいっ!!」」
「ハッ!」
「中央は俺とエクリアが務める!行政区の敵を殲滅後、エリィ達の後を追う!全員、速やかに戦闘を終わらせるぞ!」
「おおっ!!」
そしてリウイの号令の元、イリーナ達はリウイと共に行政区に次々と現れた操られた警備隊員や悪魔達との戦闘を開始し、リウイ達が戦闘を開始する少し前、ロイド達は中央広場に到着した。
〜中央広場〜
「はあはあ………」
「戻ってきたねー。」
中央広場に到着したロイドは息を切らせ、キーアは呑気に呟き
「でも、警備隊の姿は居なくなってるみたいです。」
「うまく撒けたって事か………」
ティオは周囲を見回して呟き、ランディは安堵の溜息を吐いた。
「セルゲイさん………」
「……ああ。」
その時ダドリーに言われたセルゲイは頷いた後、ロイド達に驚くべき指示をした。
「―――よし。ここから先は別行動だ。お前達は東通りを抜けてクロスベル市から脱出しろ。」
「!?」
セルゲイの驚くべき指示を聞いたロイドは目を見開いてセルゲイを見つめ
「どうやら暴走してるのはベルガード門の警備隊のようだ。多分、ソーニャの部下達はアテに出来るだろう。街道に出たらタングラム門に連絡して車両で迎えに来てもらえ。」
見つめられたセルゲイは指示を続けた。
「わ、わかりました……ですが課長たちは?」
「俺とダドリーは攪乱のためここに残る。連中の注意を引き
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