第100話
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攻撃している警備隊員がいた。
(あ………)
(まさか本部が……!?)
(し、市庁舎も………!)
その時、行政区にロイド達と共に到着したティオ、ダドリー、エリィは状況を見て驚いた。
(………あのシャッターは簡単には破れん。しばらく持ちこたえられるだろう。追っ手が来る………噴水前を迂回して中央広場に戻るぞ!)
(アイサー!)
(フラン………みんな………無事でいてくれ………!)
そしてセルゲイの指示にランディは頷き、ロイドは厳しい表情で警察本部を見つめた後、警備隊員達の背後を駆け抜け、ロイド達に気付いた警備隊員はロイド達を追い始めた!
(おじいさま………ご無事で………!)
セルゲイとダドリーと共に牽制攻撃を行っていたエリィは一瞬市庁舎の前にいるヘンリーに視線を向けた後、ロイド達の後を追って行き
「エ、エリィ………!?ええい、そこをどきたまえっ!私の孫娘達に一体何をするつもりかっ!」
その様子を見守っていたヘンリーは警備隊員の前に一歩出て怒鳴った。
「し、市長……どうか落ち着いて!」
「危険です!お下がり下さい!」
ヘンリーの行動を見て慌てはじめた職員達はヘンリーを諌め
「い、一体何があったんだ!?」
共和国派の議員は混乱し
「ぎ、議長……!ここは中に入った方が………」
帝国派の議員は戸惑った様子でハルトマンに警告し
「あ、ああ……(ば、馬鹿な………どうしてこんな事に………まさか………!?”彼”の仕業なのか!?)」
議員の警告にハルトマンは心の中で驚きながら頷いた。するとその時!
「ウィンディング!!」
なんとリウイが警備隊員の背後に飛び込んできて暴風を纏ったエドラムを振るって警備隊員達を吹き飛ばして気絶させた!
「なっ!?こ、今度は一体何だ………!?」
それを見た共和国派の議員は戸惑い
「リウイ陛下………!一体何故クロスベルに………!」
「!?な………何故、貴方がこんな所にいらっしゃっているのですか………”覇王”リウイ陛下………!」
ヘンリーはリウイを見て驚き、ハルトマンは信じられない表情でリウイを見つめた。するとその時
「おじいさま!ご無事ですか!?」
イリーナがペテレーネやエクリア、ティア、セオビット、エヴリーヌ、さらに金髪のルーンエルフの女性、ペテレーネの容姿によく似た夕焼け色の髪の娘、黒髪の女性、銀髪の青年と共にヘンリーに走って近づいた。
「おお………イリーナ……!それにプリネ姫達まで………!私は大丈夫だ………!それよりエリィが………!リウイ陛下、お願いします………!どうか私の事よりエリィ達を………!」
そしてイリーナ達を見たヘンリーは明るい表情をした後、リ
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