第3章 リーザス陥落
第92話 大隊長 ミネバ・マーガレット
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。あたしも。心当たりが多すぎるってもんさ)」
口元が更に歪んだ。
自らの手にかけた者の数等、数を数えるのも馬鹿らしく成る程だ。恨みを抱かせてる者が多い事、それはどんな馬鹿であっても、判るだろう。ミネバは、別にそれが嫌いな訳ではない。
どちらかと言えば、……復讐者を、返り討ちにする事に喜びを感じるのだ。
「正面からは分が悪い。……アイツらに 色々と活躍してもらおうじゃないか。請け負うなんてのは甘ちゃんがする事さ。……だからこそ、効果は抜群ってもんだろう」
ミネバはそう呟くと……更に走る速度を速めるのだった。
〜人物紹介〜
□ アイザック
Lv20/35
技能 統率Lv1 剣戦闘Lv1
ヘルマン第3軍中隊長。
その性格は、完全に《長い物には巻かれろ》であり、その性質が色濃く出たのは、ミネバの恐怖支配に屈服しなかったとある兵士に見せしめとして痛めつけた時から。のし上がる事をそれなりに目論んでいるものの、相手が完全に悪い為、表立っては行動はしない。
〜魔法・技紹介〜
□ 白色・極・破壊光線
魔想志津香の代名詞、とも言える白色破壊光線の強化版。
魔力は、白色破壊光線よりも遥かに消耗する為、一度の戦いで使用できる回数は1度が限度だろう、と本人は意識している。溜めも必要の為、使い所が難しい魔法でもあるが
―――隣でともに戦っていた《男》がいたから成功できた。
とも言えるのは最早当然、彼女を知っている者であれば一発で判る周知の事実である。
□ 煉獄・極光閃
ユーリの技能《リ・ラーニング》により、再現させた《白色破壊光線》
正直、反則な力。最大級の魔法をあっさりと覚える所に、チートを感じたりするのは、マリアや志津香。ちなみに、元来より、リ・ラーニングは ユーリしか現時点で使い手がいない為、比べる事は出来ないが、どうやら、習得できる魔法に得手不得手があるらしく、ハンティから学んだ《スリープ》や《幻覚魔法》に比べたら遥かに難しいらしく、連続使用はできない模様。(使用後のユーリの感想)
―――そうは言っても、どーせ、さらっとするでしょ? と、誰も、その言葉を信じなかったりする。
志津香同様に、溜めが必要だと言う事と、魔法の力の為、魔に耐性があるモンスターや、完全に無効化するハニーには通じない為、そこまで万能……と言う訳ではなさそうだ。
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