第99話
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だその時
「ウゥゥゥゥ………!」
ツァイトが立ち上がって玄関に向かって唸っていた!
「ツァイト………!?」
「なんだ………外に何かいるのか?」
ツァイトの行動を見たロイドは驚き、ランディは不思議そうな表情をした。
「グルルルル………ウォン!」
「『囲まれてる、気を付けろ!?』」
「なんか集まってきてるって言ってるみたい〜。」
「本当か………!?」
「ひょっとして………遊撃士協会を襲撃した!?」
ツァイトの言葉を翻訳したティオとキーアの話を聞いたロイドとエリィは驚き
「フン………間違いなさそうだな。―――総員、脱出の準備を。ロイドとランディはキーアとシズクを連れて行け。」
セルゲイは厳しい表情をした後、指示をし始めた。
「はい………!」
「アイ・サー!」
「ティオは周囲の警戒を。エリィはフォローに回れ。」
「はい……!」
「了解しました!」
ロイド達に指示を終えたセルゲイはショットガンを手に持ってダドリーに振り向き
「ダドリー。しんがりは俺とお前で持つぞ。」
「了解です………!」
ダドリーに指示をした。そしてエリィとティオは武器を構え、ロイドとランディはそれぞれキーアとシズクに近づき
「キーア。しっかり掴まっててくれ。」
「うんっ!えへへ………」
「シズクちゃん。失礼させてもらうぜ。オヤジさんに比べりゃ物足りねぇだろうが勘弁な。」
「そんな事………よろしくお願いします。」
それぞれキーアとシズクを抱き上げた。
「よし………なるべく陣形を崩さずに―――」
そしてダドリーが頷いたその時、ガラスが割れ、怒涛の銃撃が部屋に撃ちこまれた!するとなんと警備隊員が窓ガラスを破って飛び込んできた!
「なっ………!?」
「け、警備隊………!?」
予想外の乱入者を見たロイドとエリィは驚き
「「……………………………」」
警備隊員が虚ろな目でロイド達を見つめていた。
「行くぞ!裏口から撤退する!」
そしてセルゲイの号令によってロイド達は裏口から脱出し、セルゲイとダドリーは牽制攻撃を行った後、ロイド達を追って行った………!
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