第95話
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下達と共に行動する時が来るなんて、思ってもみませんでした。もう2度とそんな機会はないと思っていたのですが………」
「そ、そうね……………………普通ならありえない体験よね………」
リウイ達の自己紹介にロイドは頷いた後口元に笑みを浮かべ、ランディは嬉しそうな表情をしてイリーナ達を見つめ、ティオは静かな笑みを浮かべ、エリィは大量の冷や汗をかいて苦笑していた。
「フフ………あ、リウイさん。」
その様子を微笑みながら見ていたセシルはリウイに声をかけて近づき
「なんだ、セシ………」
「ん…………」
声をかけられたリウイが答えかけようとしたその時、セシルは自分の唇をリウイの唇に押し付けた!
「なっ!?」
(あら………)
「ええっ!?」
「ガーン!!」
「大胆です………」
「…………………」
セシルの突然の行動にロイドとルファディエル、エリィは驚き、ランディはショックを受け、ティオは頬を赤らめて呟き、銀は黙り込んでいた。
「フフ、さっき助けてくれたお礼とロイド達を手伝ってもらうお礼です。………ロイド達の事、よろしくお願いしますね、リウイさん。」
そしてセシルはリウイから離れて微笑み
「………ああ。」
セシルの言葉にリウイは静かな笑みを浮かべた。
(ううっ………わかってはいるけど、こうして目の前でやられると受けるショックが大きいよ……)
(フフ、ちゃんと立ち直りなさいよ、ロイド?)
一方ロイドは疲れた表情で溜息を吐いて呟き、ルファディエルは苦笑し
(おのれ………!このハーレム王が!羨ましすぎる!頼むからそのモテ要素を俺にも分けて下さい!)
(目の前であんな事をされてよ、よく怒らないわね、お姉様………)
(それにしてもセシルさんがあの”剣皇”の側室の一人だなんて………イリアさんが知ったらどう思うのかな………?)
ランディは悔しそうな表情でリウイを睨み、エリィは冷や汗をかきながら微笑みながらリウイとセシルを見つめているイリーナを見つめ、銀は心の中で驚きながら黙ってセシルを見つめていた。
こうしてリウイ達を加えたロイド達は研究棟に向かった………………
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