第95話
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」
「あ、ありがとうございます………!」
「ほう………私がいても大丈夫なのか、”剣皇”?」
リウイの説明を聞いたロイドは明るい表情でお礼を言ったが銀は不敵な笑みを浮かべて尋ねられたが
「フッ………いつでも仕留められる者を何故気にしなければならない?」
「………なんだと……………一体それはどういう意味だ……………」
「”人間”にしてはそれなりに実力があるようだが………俺達にとっては大した相手ではない。」
「………この私を愚弄するか………………」
不敵な笑みを浮かべて呟いたリウイの言葉を聞いてすざましい闘気を纏ってリウイを睨みつけていた。するとその時
「リウイさん。せっかくこれから一緒に行動するんですから、そんな喧嘩を売るような事をしないで下さい。ロイド達も困るでしょう?」
セシルは溜息を吐いた後、リウイに指摘し
「ほら、そこの黒装束の貴方もそんなにリウイさんを睨まないであげて。これから一緒に戦うんだから、みんな仲良くね?」
さらに銀に微笑みを向けた。
「………………ハア………………」
セシルの行動に脱力したリウイは呆れた表情で溜息を吐き
「……………フン…………………」
銀は鼻を鳴らした後闘気を収めた。
「セ、セシル姉………」
「あのリウイ陛下に指摘した上、さらに銀をなだめるなんて………」
「天然とはいえ、凄すぎるわよ………」
「いや〜、さすがッス!」
「フフ…………どんな方に対しても決して怖れず接するところは生まれ変わる前のお母様と一緒ですね………」
その様子を見ていたロイドとティオ、エリィは表情を引き攣らせ、ランディは感心し、ティアは微笑んでいた。
「全く……………まあいい。一応、自己紹介だけしておく。―――メンフィル大使、リウイ・マーシルンだ。呼び方はお前達の好きにしろ。」
一方リウイは溜息を吐いた後自己紹介し
「リウイの正室のイリーナ・マーシルンと申します。皆さん、よろしくお願いしますね。」
「………イリーナ様の世話兼護衛役のエクリア・フェミリンスと申します。よろしくお願いします。」
「リウイ様の側室の一人―――ペテレーネ・セラです。行動する時間は短い間となるでしょうが、よろしくお願いします。」
「父―――リウイと義母―――セシルの娘のティア・マーシルン・パリエと申します。怪我をしたら遠慮なく私に言って下さいね。すぐに治療しますので。」
リウイに続くようにイリーナ達も次々と自己紹介をした。
「はい!よろしくお願いします……!」
「いや〜、まさかこんな間近であの”聖皇妃”達を見れるとはな〜♪写真で見た時より数倍美人ッスよ♪」
「…………まさかまた、リウイ陛
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