第93話
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髪の女性がロイドの背後から走りながら自分にアーツによる身体能力の向上を付与して、セシルの元に辿り着いた後セシルが展開している結界の強度を大幅に上げた!
「ティア………!リウイさんにイリーナさん、それにエクリアさんやペテレーネさんも………!」
自分の傍で結界の強度を上げ続けている蒼髪の女性―――メンフィル大使リウイの長女にして現メンフィル皇帝シルヴァン・マーシルンの腹違いの姉にあたり、ゼムリア大陸のイーリュン教の神官長を務め、”癒しの聖女”の異名で呼ばれている女性―――ティア・マーシルン・パリエや、走って自分達に近づいて紅き魔剣を構えている紫がかかった銀髪の男性―――メンフィル大使”闇王”リウイ・マーシルン、杖を構えている金髪の女性―――リウイの正室の”聖皇妃”イリーナ・マーシルン、連接剣を構えた金髪の女性―――イリーナの世話兼護衛役の”姫将軍”エクリア・フェミリンス、杖を構えている修道服の夕焼け色の髪の女性―――リウイの側室の一人にして、ゼムリア大陸のアーライナ教の神官長を務める”闇の聖女”ペテレーネ・セラを見たセシルは嬉しそうな表情をし
「セシル姉っ!!」
「大丈夫ッスか!?」
「ロイド!それにみんなも……!」
さらに走って自分に近づいてリウイ達と同じように武器を構えて自分を包囲している悪魔や不死者達の警戒を始めたロイド達を見て、明るい表情で声をあげた。
「え……そんな………貴方達は………!」
「どうして貴方達がここに…………!?」
「ほう……まさかこんな所でかの”剣皇”達と邂逅する事になるとはな………」
一方エリィとティオはリウイ達を見て目を見開いて驚き、銀は興味深そうな様子で呟き
「…………今はこいつらを殲滅する事とセシル達を守る事に集中しろ!――――エクリア。セシルの背中は任せたぞ!」
セシルの正面で武器を構えているリウイは驚いているエリィ達に指示をした後、セシルの背後で武器を構えているエクリアに指示をし
「承りました!」
指示をされたエクリアは答えた後、連接剣を構えていつでも攻撃できるようにしていた。
「イリーナ、ペテレーネ!お前達はセシル達を守りつつ後方からの援護だ!」
「「はい!!」」
「ティア!お前はセシルの代わりに結界を展開し続けろ!」
「わかりました!」
「ロイド・バニングス!」
「は、はい!あの………貴方達は一体……――――なっ!?何故、貴方のような方がここにいるんですか!?”英雄王”リウイ陛下……!そ、それによく見れば”聖皇妃”イリーナ皇妃や”闇の聖女”ペテレーネ神官長、”癒しの聖女”ティア神官長まで………!」
「ハアッ!?オイオイオイオイ………!なんでそんな大物達がここにいるんだよ!?」
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