機動戦艦ナデシコ
1384話
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メギロートとシャドウという量と質の主戦力を見せてやるだけなのだから、問題はない。
「システムXN、起動。転移座標入力……OK。転移フィールド生成開始」
もしかしたら……本当にもしかしたら、まだ火星古代文明の遺産はこの火星にあるかもしれないというのを考えれば、数機くらいは探索のために残していった方がいいのかもしれない。
だが、それでも……1機や2機で何が出来るのかという問題もあるし、何よりも連れていく機数をケチったせいでナデシコに被害が出たら洒落にならない。
それなら、こちらとしても最初から全戦力で行くべきだろう。
そんな風に考えている間にも、ニーズヘッグとメギロート、シャドウを転移フィールドの光の繭が包み込んでいく。
さて、地球で何がどうなっているのかはまだ分からないが、それでも俺としてはやるべき事をやるだけだ。
脳裏をミナトとエリナの姿が過ぎる。
あの2人がいる以上、こちらとしても絶対にナデシコを陥落されたりといった真似をする訳にはいかない。
あの2人も、俺が守るべき相手なのだから。
今更ながらやるべき事を心の内でしっかりと確認し……
「転移」
次の瞬間、ニーズヘッグとメギロート、シャドウはアカツキの教えて貰った座標への転移を完了する。
そうして転移を完了した俺が見たのは、ナデシコを包囲する無数の戦艦や戦闘機、更にはエステバリスといった機体の数々だった。
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