最終回 遂に終わりだ!大団円!!その十二
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「けれどなんだよ」
「人間としてやっちゃいけないことはしてないからな」
「人間の屑でも人間なんだよ」
「そこで止まってるんだよ」
屑の中の屑の中の屑の中の屑の中の屑の中の屑の中の屑の中の屑であってもだ。
「某ミスルギ皇国の連中とは違うぜ」
「某牙狼三期の金城ともな」
この辺りは実に醜い。
「人間なんだよ、俺達」
「最後の一線は守ってるぜ」
「腐れ外道じゃねえだろ」
「最低最低言われ続けたがな」
「屑と人間止めたのは違う!」
「そこ覚えておけよ」
牛頭と馬頭に中指を立てつつ言う。
「わかったら帰れ鬼共」
「それで地獄の亡者の相手してろ」
「これから俺達は酒池肉林の日々だ」
「就職も内定してるしな」
まだ高校生だが大学卒業の後も決まっている、目出度く。
「DTも卒業だ」
「じゃあこれからは楽しい日々だぜ」
「瘡毒になって死ねぎゃ」
太閤さんは当時の呼び名で梅毒になれとだ、二人に言った。
「身体中に斑点出て痒くなって髪の毛抜けて頬の肉が腐って歯がそこから見えて鼻も落ちて全身ボロボロになって死ぬぎゃ」
「梅毒って怖いな」
「マジでなりたくないな」
「そうなれぎゃ」
「太閤殿の言う通り」
「貴様等は苦しんで死ね」
牛頭と馬頭はここでは太閤さんに完全同意だった。
「梅毒でなくても苦しみ抜け」
「破傷風でもいいぞ」
「どっちもなるかよ」
「気をつけないと危ないからな」
破傷風も本当に要注意である。
「長生きしてやるぜ」
「そして死ぬまで酒池肉林だ」
「太く長く生きてやる」
「百歳超えてもハーレムだ」
「そして死んだら百足かゲジゲジに生まれ変われ」
「ゴキブリにでもな」
つまり畜生道に落ちれというのだ。
「全く、ふざけた奴等だ」
「これで地獄に落ないのだからな」
「悔しいだろ、じゃあ悔しいまま帰れ」
「俺達は当分死なないからな」
「太閤さんあんたもだ」
「さっさと神社に帰りな」
神社に祀られているのでこの人も神様になっている、このことは徳川家康も同じことである。上杉謙信もだ。
「そして俺達の最高な人生を見守れ」
「これからはじまる俺達のハッピーな人生をな」
「災厄を与えてやるぎゃ」
「地獄で忌々しげに観ておいてやる」
「悪いことがあったら拍手してやるからな」
太閤さんと牛頭、馬頭は二人を実に忌々しげな目で見つつだった。
大阪城天守閣を後にした、二人はその後悪田部のところで全てを報告した。悪田部は報告をした彼等にこう言った。
「これで君達の戦いも終わりだ」
「はい、ボーナスも貰いましたし」
「お金も大分溜まりました」
金銭面から答えた二人だった。
「それで就職もですね」
「自衛隊に決定ですね」
「私が防衛相でなくなってもだ」
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