最終回 遂に終わりだ!大団円!!その七
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「我はツネベナ」
「逆さに読めばモデルわかるな」
「作者がこの世で一番嫌いな奴だな」
「ジャビッド星人の全知全能にして絶対の統治者である」
「名付けて首領様」
「国家主席だな」
「そしてまたの名を将軍様」
「百戦百勝のな」
そのまま何処ぞの将軍様である。
「それか」
「そうなんだな」
「よくわかったと言っておこう」
某国の話をそのまま書いたらこうなるだけである。
「そして我の野心を妨げたからには」
「ああ、その報いを受けさせる」
「そう言うんだな」
「そうだ」
また答えた将軍様だった。
「貴様等に償ってもらう」
「誰が償うか」
「そう言われてはいそうですかと言う奴いるかよ」
これが二人の返事だった。
「ラスボスは負ける運命なんだよ」
「最後の最後でな」
「だからさっさと負けろ」
「Aパートの最後までな」
「おのれ、ふざけおって」
将軍様はその魔女の様な、新聞社の社長の部屋の中でふんぞり返ってそのうえで葉巻を吸っていそうな顔で言った。
「余を馬鹿にするか」
「ボーナスと思ってるぜ」
「金だってな」
馬鹿にはしていない、一応。
「だから負けろ」
「手前倒したら一人当たり一億なんだよ」
合わせて二億である。
「ラスボスだからボーナスも高い」
「だから俺達のボーナスになれ」
「今から行くからな」
「精々覚悟しろ」
「おのれ、筆誅を加えてやる」
こう言ってだ、将軍様は。
その右手にペンを出して某球団を賛美する邪悪な呪文を空に書きはじめた。するとその呪文達が二人に襲い掛かってきた。
「これが奴の攻撃か!」
「筆誅かよ!」
「某夕刊フジ読んでる気分になるぜ!」
「某サンスポかな!」
「巨人ばかり賛美しやがって!」
「北朝鮮の機関紙かよ!」
特に夕刊フジはそのレベルである。
「こんなの読んだら頭がどうにかしちまう!」
「目の毒気の毒だ!」
「そして頭がやられる」
「巨人真理教徒になっちまう!」
戦後日本を支配した世にも恐ろしくおぞましい邪悪極まるカルト教団である、強きに媚びる弱きをいたぶる様な輩であろうか。
「何ておぞましい攻撃だ」
「それをしやがるか」
「くっ、流石ラスボスだな」
「とんでもねえ攻撃しやがる」
「さあ、この攻撃を受けてだ」
将軍様は文字を書き続けつつ言う。
「死ぬがいい」
「おのれ、負けてたまるか」
「こいつ倒せば一億だ」
「一億円の為に!」
「死ね!」
二人はここでだ、その全身をだった。
紅蓮のオーラで包んだ、そして言うのだった。
「俺達の真の力を出してやる!」
「ジャスティスカイザーの力をな!」
「喰らえ正義の力!」
「この世を照らす正義!」
まさにそれをというのだ。
「喰らえ
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