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普通だった少年の憑依&転移転生物語
【ハリー・ポッター】編
159 うっかりハグリッド
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ニコラス・フラメル(なにがし)から預かった大事なモノ≠フ番犬ね」

俺の言葉にハーマイオニーが註釈を入れる。

「……まぁ、ハグリッドの真似ってわけじゃないが──緑茶(グリーンティー)でも淹れるから、休憩でもしようか」

ハグリッドからニコラス・フラメル≠フ名前を聞きだす≠ニ云う俺の目的は果たせたので、そろそろここらで一息吐()きたかった俺はアニーとハーマイオニーにそう提案する。

……これまでの魔法の訓練(しゅぎょう)≠フ合間にちょくちょくと緑茶を淹れているので、ハーマイオニーも──最初こそ顔を緑茶の苦さにしかめていたが、今となっては立派な緑茶博士≠ノなっている。……ハマったらしい。

閑話休題。

……更には、和菓子(ちゃうけ)にも手を出しているらしく、イギリスには無いタイプの──あん%チ有の甘さにもハマったらしい。

また閑話休題。

更にハーマイオニーは役割分担をしていく。

「私、ニコラス・フラメル≠ノついて調べてみるから、アニーは賢者≠ナ大事そうなものを調べて。……ロンはダンブルドアの交遊関係を(さら)ってちょうだい」

「了解」

「……判った」

俺とアニーはハーマイオニーの提案を了承する。……しかしアニーの様子がどうにもおかしい。

「……賢者∞賢者∞賢者>氛氓、“賢者の石”とか…? ……まさかね…?」

「それよ!」

何となしに呟かれたであろうアニーの言葉でハーマイオニーが跳ね上がる。

……この時、ふと、アニーの原作知識≠アそ封印のスキル…“寝室胎動(スリーピングシェル)”で封印≠オたのだが、サブカル知識≠ヘ封印していなかった事を思い出した。

その後、ハーマイオニーに図書館へと連れられたのは云うまでもない。

SIDE END
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