第一部 PHANTOM BLAZE
CHAPTER#3
RED ZONE 〜封絶〜
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妙な、違う! 嫌な、そう! イヤな奴ッッ!!)
心中で上がる声には、彼女らしくない愚痴のような響きがあった。
(……)
そんな彼女のいつにない精神の荒れ様、あるいは取り乱しように
アラストールは心中で可笑しそうに苦笑した。
未知の感情の前では、認識よりも拒否反応の方が強く出る事に
この時少女はまだ気付いていない。
今までシャナにあんな事をした「人間」はいなかった。
“してくれた人間はいなかった”
自分が戦った事を認めてくれる、褒めてくれる 「人間」 は。
それは、あまりにも単純で、あっけなさすぎるほど平凡な答え。
嬉しかったのだ、少女は。
←To Be Continued……
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