意外な事実と偽りの世界2
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「さくらはんは、暫く帝国華撃団の任務に集中してください」
「え、でも・・・」
「さくらさんの気持ちもわかりますが、これ以上この世界で、本来の動き以上の動きをすると、敵に気づかれる可能性がありますから」
「・・・わかりました」
そしてさくらは、ゲストルームを出て行った。
さくらがゲストルームを出て行った直後・・・
上野公園では、帝国華撃団と、黒乃巣会幹部葵叉丹との戦いに勝利していた。
その夜・・・
さくらの部屋・・・
「確かにここが私達の世界でなく、誰かの意思で、私達帝国華撃団全員と巴里華撃団そして、大神さんの記憶を改ざん出来る時は.あの時しかないわ」
「私達が送れて、聖魔城に突入した時には、既に皆の記憶は改ざんされていたとしたら?・・・」
「なっどういう事だ!!。うわああああああ。お姉ちゃんーー」
「きゃああああ。直哉君が、石になったよ」
「ふむこれで、封印は完了だ。真宮寺姉弟よ再び過去に戻り、私を見事に倒せるようになるがいい」
「きゃああ」
「真宮寺姉よ、弟を忘れている世界で、いつまで耐えられるかな?」
「だから、ヒミコは、私に直哉君の石化を見せて、動揺させて、大神さん達と同じように、記憶を改ざんしようとしたけど出来なかったとしたら・・・」
「フフ、流石です。真宮寺さくら、伊達にこの世界の異分子と共に行動を共にしてませんね」
!!
「何故お前が、ここにいる?ヒミコ」
「いやあ、今日は貴女に驚かされました。もうこの世界を偽りの世界と気づき、そして、まさか鬼神を、こちらの世界に連れてこれるとは」
「ヒミコ、直哉君はどこにいるの?」
「ああ、彼ですか?貴女の想像通り、彼はこの世界にはいませんよ」
「・・・」
「貴女は、彼に会いたいですか?」
「当たり前じゃない。私達は家族なのだから」
「家族ですか?・・・まあいいでしょう。但し私と貴女のゲームをして私に勝てたら、あなた達と彼を、この世界から解放してあげましょう」
「ゲームですって!!」
「そうです、今の私は、貴女にしか見えないですからね」
「それでヒミコ、貴女が言うゲームと一体何をすればいいの?」
「それはですね、明日貴女の周りの誰かに私が、姿を変えますからそれを貴女が当てるというゲームです。簡単でしょ」
「詳しいルールは、明日始める前に貴女に直接伝えるわね」
「ええ、わかったわ」
「それじゃあまた明日ね」
そう言って、ヒミコは消えて行った。
果たしてさくらは、このゲームに勝利できるのか?
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