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サクラ大戦7人目の隊員
意外な事実と偽りの世界2

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「さくらはんは、暫く帝国華撃団の任務に集中してください」

「え、でも・・・」

「さくらさんの気持ちもわかりますが、これ以上この世界で、本来の動き以上の動きをすると、敵に気づかれる可能性がありますから」

「・・・わかりました」

そしてさくらは、ゲストルームを出て行った。

さくらがゲストルームを出て行った直後・・・

上野公園では、帝国華撃団と、黒乃巣会幹部葵叉丹との戦いに勝利していた。

その夜・・・

さくらの部屋・・・

「確かにここが私達の世界でなく、誰かの意思で、私達帝国華撃団全員と巴里華撃団そして、大神さんの記憶を改ざん出来る時は.あの時しかないわ」

「私達が送れて、聖魔城に突入した時には、既に皆の記憶は改ざんされていたとしたら?・・・」

「なっどういう事だ!!。うわああああああ。お姉ちゃんーー」

「きゃああああ。直哉君が、石になったよ」

「ふむこれで、封印は完了だ。真宮寺姉弟よ再び過去に戻り、私を見事に倒せるようになるがいい」

「きゃああ」

「真宮寺姉よ、弟を忘れている世界で、いつまで耐えられるかな?」

「だから、ヒミコは、私に直哉君の石化を見せて、動揺させて、大神さん達と同じように、記憶を改ざんしようとしたけど出来なかったとしたら・・・」


「フフ、流石です。真宮寺さくら、伊達にこの世界の異分子と共に行動を共にしてませんね」

!!

「何故お前が、ここにいる?ヒミコ」

「いやあ、今日は貴女に驚かされました。もうこの世界を偽りの世界と気づき、そして、まさか鬼神を、こちらの世界に連れてこれるとは」

「ヒミコ、直哉君はどこにいるの?」

「ああ、彼ですか?貴女の想像通り、彼はこの世界にはいませんよ」

「・・・」

「貴女は、彼に会いたいですか?」

「当たり前じゃない。私達は家族なのだから」

「家族ですか?・・・まあいいでしょう。但し私と貴女のゲームをして私に勝てたら、あなた達と彼を、この世界から解放してあげましょう」

「ゲームですって!!」

「そうです、今の私は、貴女にしか見えないですからね」


「それでヒミコ、貴女が言うゲームと一体何をすればいいの?」

「それはですね、明日貴女の周りの誰かに私が、姿を変えますからそれを貴女が当てるというゲームです。簡単でしょ」

「詳しいルールは、明日始める前に貴女に直接伝えるわね」

「ええ、わかったわ」

「それじゃあまた明日ね」

そう言って、ヒミコは消えて行った。

果たしてさくらは、このゲームに勝利できるのか?


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