終章〜クロスベルの一番長い日〜 第88話
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
「………町長の方はホテルに待機してください。ひょっとしたらガンツさんが戻ってくるかもしれません。こちらは聞き込みに出るので彼の事も気に留めておきます。何かあったらまた連絡してください。」
「わ、わかった………よろしく頼む!」
「………ガンツさんが居なくなってしまったの?」
ロイドが通信を終えるとエリィが真剣な表情で尋ねた。
「ああ………今朝ホテルから抜け出してしまったらしい。自分から消えてしまったのかそれとも………」
(………一足遅かったわね………この様子だと他の服用している疑いがある者達や………もしかすればルバーチェも………)
エリィの質問にロイドが答え、ルファディエルは厳しい表情で考え込んでいた。
「………やはり他の人達の様子も確認する必要がありそうですね。」
「ああ………妙に嫌な予感がしやがるぜ。」
ロイドの話を聞いたティオは真剣な表情で呟き、ランディは頷いた。
「………どうやら思ってた以上に事態の進行が早いかもしれんな。こちらの事は心配するな。とっとと確かめて来るといい。」
「はい!」
「いってらっしゃーい!」
「ウォン!」
その後ルファディエルの提案で2手に分かれて、服用した疑いのある者達に事情を聞くと同時にセティ達が創った解毒薬を呑んでもらう事にし、ロイド達はサーベルバイパーに所属する少年と住宅街に住む男性を訪ねる事にし、ルファディエルとティオはとイアンとアルカンシェルの新米キャストを訪ねる事にした。
こうしてロイド達のクロスベルの一番長い日が始まった……………!
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ