第3話
[6/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
。ライフを8000にしても回せば後攻のスタンバイフェイズで全部削られるから」
「こら、遊矢!!過去をほじくり返すな!!」
「10歳児相手に大人気なく吹き飛ばしたんだよねー。ライフを8000にしたのもそっちの方が楽だからって理由だし」
「いや、だから遊矢黙れ」
「ごめん、ごめん。それじゃあ、集まっている人たちには1回デュエルを見せてから解散してもらうよ。デュエルコートを使うよ、塾長」
「ああ、頼む」
服を着替え直してデュエルコートに顔を出すと歓声が上がる。
「やあ、みんなよく来てくれたね。今日はみんなにお知らせすることがあるから静かにしてもらえるかな?」
少しずつ静かになってきて、声が全員に届くと感じたところでLDSとの話し合いの結果を伝える。みんなはペンデュラムが量産されることに喜び、講義の予約に走り出す。話を最後まで聞いていないと損をするんだけどな。残ったのは遊勝塾のジュニアユース組だけだった。
「さて、それじゃあ最後にペンデュラムを相手にデュエルしてみる?」
「「「はい、は〜〜い!!」」」
「よし、それなら鮎。やってみようか」
「うん、遊矢お兄ちゃんがいない間も、いっぱい考えて強くなったよ」
「そうか。それじゃあ、やろうか。今回は普通にスタンディングでやるよ」
「わかったよ」
デッキを入れ替えて構える。
「「デュエル」」
「まずはオレから行こう。まずはペンデュラム召喚に必要なペンデュラムカードを場にセットするよ。でも、手札には欲しいペンデュラムカードがないからサーチするよ。手札から【召喚士のスキル】を発動。デッキから【クリフォート・ツール】を手札に加える」
「【召喚士のスキル】ってレベル5以上の通常モンスターを手札に加えるカードじゃないの?」
「そうさ。ここがペンデュラムカードの特殊なところなんだ。ペンデュラムゾーンにセットするまではペンデュラムカードはモンスターカードとして扱うんだ。【クリフォート・ツール】は通常モンスターでもあるから召喚士のスキルで手札に加えられる。オレは、スケール9の【クリフォート・ツール】をライトペンデュラムゾーンにセット」
オレの左側に青い光の柱が現れ、その中にツールが浮かんでいる。
「ペンデュラムゾーンにセットされたカードは魔法カード扱いになる。だから魔導師の力の上限値が更に1000上がって3500になるよ。まあ、このデッキには入ってないけどね。そして【クリフォート・ツール】の効果を発動」
「えっ、通常モンスター、そうか、魔法カード扱いだからそっちの方は効果があるんだ!!」
「よくわかったな、鮎。その通り、モンスターとしての効果がなくてもペンデュラムの効果を持つ場合があるんだ。もちろん逆もね
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ