第3話
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う?」
「そうだ。3年前のあの日、私に協力してくれていた彼は父を説得すると言って融合次元へと飛んだ。父と遊勝さんは、友人だったそうだ。だから、友人である自分が止めると。だが、帰ってこなかった。君達の話でエクシーズ次元に飛ばされたことがようやく分かったほどだ」
「なるほどね。その父さんはまた何処かの次元へと飛ばされた。スタンダードでもないのなら、シンクロ次元、もしくは融合次元に」
「おそらくはそうだろう。君には本当にすまないことをしてしまった」
「いいよ。オレも、今は秘密にしている。3年前、オレに事実を離さなかったのは仕方ないことだと思うから。それよりも今後をどうするかだ。アカデミアの目的がわからないけど、鍵を握るのはエクシーズ次元の瑠璃、スタンダード次元の柚子、シンクロ次元と融合次元にいる同じ顔を持つ二人。そっちがメインだろうけど、それらとは別にオレと同じ顔を持ち、召喚名をその名にもつドラゴン、エクシーズ次元のユートとダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン、スタンダード次元のオレとオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン、融合次元のユーリとスターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン、そしてシンクロ次元のオレと同じ顔を持つ誰かとシンクロ・ドラゴン」
「重要なのはおそらくだが前者なのだろう。後者は、おそらくは前者を守るために存在する何かだろう。そう考えるのが自然だ」
「だろうね。さて、話は変わるけど問題だ。赤羽零王はスタンダード次元ではなく、態々融合次元で1から立場を作り戦力を集めて、侵略を開始した。何でだと思う?」
「それが何か意味があるのか?」
「意味は絶対にあるさ。同じ結果にたどり着くなら誰だって楽はしたいはずだ。そしてそれが融合次元に渡った理由だ」
「融合次元でなくてはならない理由?」
「エクシーズ次元に行ってみてわかったよ。エクシーズ次元ではエクシーズ関連のカードが力を持ちやすいんだ。おそらく、シンクロ次元ならシンクロ関連のカードが、融合次元あら融合関連が、スタンダードはペンデュラムだね。ペンデュラムカードの創造が、エクシーズ次元じゃできなかったんだ」
「なるほど。つまり、父は何かを融合するためにこの世界を捨てたのか」
「たぶんね。さて、この仮説が正しいとすれば柚子たちの正体がおぼろげながら見えて来る。そこにペンデュラム、融合、シンクロ、エクシーズ、各召喚をそのまま柚子たちで当てはめるんだ」
「つまり、融合ならすべてを一つにして条件にあった新たなものを生み出すか」
「そうだな。まあ特徴を際立たせるなら、全員レベル3で柚子がペンデュラム、瑠璃はエクシーズ素材にする際に2体分になる効果モンスター、シンクロ次元のはチューナー、融合次元のは融合素材の代わりになれる融合モンスターか
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