第82話
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「すまない、私だ!マインツのビクセンだ!」
「ああ、町長さんでしたか。どうかされましたか?ガンツさんの事で問題でも?」
「そ、それが………今クロスベルのカジノハウスに来ているんだが………ど、どうも様子がおかしくなってそれで連絡を………」
「様子がおかしい………?一体、どうおかしいんですか?」
「さっきからガンツが他の客とポーカーをしているんだが………妙に暴力的というか物騒な雰囲気になってきて………すまない、とにかく様子を見に来てもらえないだろうか!?」
「りょ、了解しました。カジノハウスですね?近くにいるのですぐに行きます。」
「ああ、よろしく頼むよ。」
そしてロイドは通信をやめた。
「マインツの町長さん?」
「カジノがどうとか言ってたみてぇだが?」
「ああ、例のガンツさんが客同士の勝負で暴力的な事に巻き込まれそうな感じらしい。」
「ええっ?」
「相手の逆恨みでも買ったんでしょうか?」
「あの態度でバカヅキならいかにもありそうだな………」
ロイドの話を聞いたエリィは驚き、ティオは考え込み、ランディは溜息を吐いて呟いた。
「ふむ、それは急いで様子を見に行かないとね。それじゃあカジノへレッツ・ゴー!………あれれ、どうしたの?」
そしてグレイスは嬉しそうな表情で言った後自分の発言で表情を引き攣らせているロイド達を見て不思議そうな表情をした。
「いえ、その………」
グレイスの言葉にエリィは苦笑しながら答えようとしたその時
「………言っても無駄だから気にせず行こう。」
諦めの表情のロイドがグレイスを連れて行く事を言った。
その後グレイスと共にロイド達はカジノに向かった………
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