第十三話 忍者対大砲
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「よくもまあこんなに手裏剣持ち歩いて・・・」
ポッケから大量に出てくる手裏剣やらクナイ。
そして胸ぐらを探ってみると何やら玉が・・・
「何これ?(ボカン!)けっほけっほ!!」
火薬玉だったようでむせてしまう身体検査やってる女性。それでもめげずに背中を探ると出て来た仕込み槍・・・それを見ていた赤司とトオルは・・・
「何であいつあんなの持ち歩いてるんだ?」
「世の中物騒になったからね・・・何事も限度ちゅうもんがあるけど」
とりあえず粗方調べたので香澄を縄で縛るのだが・・・
「ほい」
あっさり抜けてしまった香澄。
「あんね・・・あたし忍者よ?縄抜けなんてお手の物よ」
「むっか!!!」
激怒した暗黒SD連合の人はありとあらゆる縛り方をしたのだが、全てにおいてあっさりと抜けてしまう香澄。終いには手錠までされるのだが、香澄は髪の毛を探ると針を取り出して・・・
「ほい」
あっさりと手錠を外してしまった。
「・・・あいつ本当に何者だ?」
香澄の忍者スキルに唖然とするトオル。
結果凄まじい縛り方をされて暗黒SD連合に連れて行かれる香澄とトオルだった。
ガンダムボーイが駆けつけたときそこには挑戦状と地図が置かれていたのだった。
香澄は暗黒SD連合の経営する模型店の倉庫に縄でグルグル巻きにされた状態で放り込まれていた。
「う〜ん!!う〜ん!!こんな雁字搦めじゃ・・・縄抜けだってできないよ」
と言いながら正面を見た香澄は・・・
「て思うでしょ〜♪そこの画面の前の人♪左近さんとかオウガさんとか・・・・」
第4の壁をぶち抜いて読者に語りかけた香澄はリストバンドを弄ると・・・隠し持っていた刃物が現れた。
さっき没収されたのにまだ持っていたらしい。
「いくら雁字搦めに縛っても〜縄は一つに繋がってい〜る〜〜♪」
といって縄を切って自由になる香澄。
「ふふふ・・・忍びは何処かに暗器を仕込んでおけって、じっちゃんの教えは正しかった〜さてと〜」
香澄は周囲を見渡すと保管さていたガンプラを見つけ・・・
「うっしっしっし〜」
何やらいじり始め、粗方作業が終わると模型店のパネル状になっている天井を開いた。
「ふっふっふ・・・忍者は天井に隠れるもんなのよ〜」
そう言って天井裏に忍び込んだ香澄はトオルが捕まっているであろう場所へと移動を開始するのだった。
「ちきしょう!こんなもん!」
別室に囚われているトオルは監視役の男に抑えられようした瞬間。
「う!」
急に倒れ込んでしまう男。その事に驚くトオルが周囲を見回すと・・・
「安心して・・・眠り薬で眠ってもらっただけだから」
天井を開
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