第一話 夢の続き
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やら不穏な発言をする黒髪の美少女の計五人で宇宙港のメインゲートにてとある“人物”を待っていた。
俺の前にいる四人の男女を見ると改めて思う。
(俺の部下にキワモノしか居ないのは何故だ……?)
こいつらはD.I.V.A.セキュリティ社第01MS中隊に所属するメンバーだ。第1小隊の俺、エディ・カーマイン。それと第2小隊のジャック・アリストン、シリル・レイブン、サキ・マキナの計五人、俺が隊長兼第1小隊長、ジャックが副隊長兼第2小隊長だ。元々第1小隊の二番機だった隊員は、諸事情で地球にいるため、これが俺の部下の全員である。が………
どいつもこいつも性格に癖があり過ぎるのだ。一応全員俺より年下で尚且つ俺がひたすら実戦形式で鍛えまくったので、戦闘中はちゃんと指示に従うし技量も申し分ないのだが………。
気を取り直して今回の任務である。プラント最高評議会からの依頼で、極秘でオーブに向かう政府の要人の護衛だ。俺達は現在、その要人を待っているという状況である。
部下達の相手をしつつそれとなく周りに気を配る。と、それらしき黒塗りの車がロータリーに入ってきた。
「お前ら、馬鹿はここまでだ。お客様だ。」
車が俺達の目の前で停まる。ドアが開き中から出てきたのは、見覚えがあり過ぎるくらい有名な人物だった。
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