第61話
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「屋外の照明はともかく建物の明かりが点いてねぇ。どう考えても様子が変だぜ。」
「………まだ早い時間なのに正門が閉じられていますね。警備員の方はどこに………」
ランディとティオは照明の付いていない建物や閉じられた正門を見つめて呟き
「くっ………とにかく中の様子を――――」
「!構えて!!」
ロイドが唇をかみしめて指示をしたその時何かの気配に気づいたレンが二振りの小太刀を鞘から抜いてロイド達に警告した。
グルルル………
すると唸り声が聞こえた後なんとルバーチェの軍用犬達がロイド達の背後から現れた!
「こいつら………!?」
「マフィアの軍用犬………!」
「チッ………気配を感じなかったぞ!?」
「うふふ、前よりは賢くなったみたいね――――!」
軍用犬達の登場にロイド達が驚いている中不敵な笑みを浮かべていたレンだったが何かの気配に気づくと後ろに振り向き
「!後ろからもです………!」
「なに………!?」
レンの代わりに後ろに振り向いて警告したティオの警告を聞いたロイドが仲間達と共に正門に振り向いたその時マフィア達が現れた!
「あんたたちは………!」
「姿が見えないと思ったらこんな所に………!?」
「てめえら………一体何をしてやがる!?」
現れたマフィア達を見たロイド達は驚いた後、マフィア達を睨んで声をかけたが
「「……………………………」」
マフィア達は無言で武器を構えた!
「くっ………」
「問答無用みたいね………」
「まあ、問答ができてもどの道展開は同じでしょうけどね。」
「気を付けてください……良くない気配を感じます!」
「来るぞ………!」
そしてロイド達は戦闘を開始した!マフィア達は以前と比べると身体能力が圧倒的に上昇していた為、若干苦戦しながらもロイド達は協力してマフィア達を制圧した。
「はあはあ………なんて強さなの!?」
「やっぱり例の薬で身体能力を強化しているみたいだな………軍用犬の方もそうかもしれない。」
「マフィア達は当然として、戦力増強の意味で軍用犬達にも投与している可能性も考慮しておくべきだったわね。」
戦闘を終えたエリィは息を切らせ、ロイドとレンは警戒した様子で地面に膝をついたマフィア達を睨み
「しかし………こいつら一体どうしたんだ?一言も喋らないで黙々と襲ってきやがって………」
「………感情の揺らぎがほとんど感じられませんでした。これではまるで―――」
ランディの疑問にティオは静かに呟き、何かを答えかけた。するとその時
「………ゥルルル………」
「………ァァア………」
なんとマフ
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