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寄生捕喰者とツインテール
闇の支配者(笑)+ストーカー&ボッチ=末期
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、トゥアールはと言うと。


「わ、私の夢を……夢を返して下さいよおぉおぉぉぉ……!?」
「……さっきまでのあたしって一体……傾きかけてたあたしって一体……?」

 二人全員仲良く、そして漏れなく orz と床の上で項垂れていた。
 神が両者ともに床に付き、四方へバラリと広がっているが、食事中の者ら含めてそれに頓着する人間はいない。

 ……そも、二人の落ち込み様は酷いの一言に尽きるが、理由が酷過ぎる故に同情しがたいのだ。

 トゥアールは元々の計画が余りにも邪な為、『見通しが甘かったなザマア見ろ』しか言いようがない。
 愛香にも正直『声を掛けようがない』で終わるのが関の山だろう。
 極論、身も蓋も無い事を言ってしまえば、近年稀にみる “私欲剥き出し・おバカ頂上決戦” の結果がコレでした、としか言いようがないのだから。

「……早く食べよ? 時間無くなる」
「つーか現在進行形でどんどんオカズが消えて行ってるけどな」

 グラトニーと総二の催促に、流石にこのまま落ちこみ続ける訳にもいかない思ったか愛香が立ち上がる。
 一瞬『夢壊した奴が何言ってんの』と言いたげな目でグラトニーを睨みかけていたが、良く考えなくても自業自得な為、グラトニーに対してアクションは起こさなかった。

「食べます食べます!! さあグラトニーちゃん、快楽の渦に巻き込んであげますからねぇえぇええぇぇえぇっ?」

 代わりにどこぞの変質者がアクションに巻き込まれ、銀色の竜巻と化したのは言うまでもあるまい。

「勿論私も食べるわよ。時間少し無駄にしちゃったしね……あ! グラトニーそのカレー春巻き、残しといて! 私も好きなのよ」
「……りょーかい」
「嫌に言う事を聞くのだな。もう少し抵抗すると思ったぞ?」
『協力してくれる礼って奴ダヨ。下心はそんぐらいダゼ』
「でも他の食材に対しての欲は全開だよな……」


 それでも部室内に、平和でのほほんとして空気が流れているのも、また言うまでも無いことだろう。

 愛香が椅子に座ってオカズを皿いっぱいに取り始め、グラトニーは最早山盛りになるぐらい取ったからか頓着せず、慧理那が桜川教員からお茶御貰って飲み少しずつ食べ進め、総二はその様子……もといツインテールを嬉しそうに眺める。
 トゥアールが殴られ回転し、爆笑しそうな転倒劇を繰り広げ、失笑しそうな絶叫を重ねて上げる。


 戦前の一時として、このような平和は必要不可欠……なのかも、しれない。


「い、今私の存在価値をリアクション芸人みたいに、それに近しいみたく語られた気がしたんですが……ガクッ」

 ―――地の文を読まないでいただきたい。












 平和に平和を更にかけ合わ
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