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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(零篇)
異伝〜輪廻を超えし覇王、時を超えし暴王〜
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豪快に笑いながらヴァイスハイト達に近づいた。



「なっ!?ギュランドロス様!ルイーネ様!冗談はやめて下さい!」

一方青髪の女性―――ルイーネの言葉を聞いた金髪の女性―――エルミナは顔を真っ赤にした後、大男―――ギュランドロスとルイーネを睨んだその時

「あれ〜?ヴァイスハイト達と再会した夜、ヴァイスハイトとアルが泊まっている部屋に向かっていたのはエル姉じゃない〜。」

「フッ………あの時のエルミナは積極的で驚いたぞ?まさかあれ程までに俺を求めてくるとは、予想外だったな。」

「あの時貴女が部屋に来た瞬間、空気を読んで部屋を出て、貴女達が泊まっている部屋で寝た私に感謝してくださいね。」

紫髪の娘―――パティルナがからかうような表情でエルミナを見つめ、ヴァイスハイトとアルは静かな笑みを浮かべて呟いた。

「〜〜〜〜〜〜!!!パティ!ヴァイスハイト!アル!」

そして2人の言葉を聞いたエルミナは顔色を真っ赤にして3人を睨んだ。

「フフ……ギュランドロス様。そろそろヴァイスさん達にも行き先を告げなくていいのですか?」

その様子を微笑みながら見ていたルイーネは大男―――ギュランドロスに言い

「おう!ヴァイス!アル!次の目的地は”クロスベル”だ!!」

ルイーネに言われたギュランドロスは頷いた後、胸を張ってヴァイスハイト達に言った。

「………一応聞いておくが、そこに行く根拠はなんだ?」

ギュランドロスの言葉を聞いたヴァイスハイトは呆れた表情で尋ね

「俺様の勘だっ!なんとなくだが、そこに行けば面白い事が起こると俺の勘が告げている!」

「……………もういい。真剣に聞こうとした俺が馬鹿だった。だがその前に………俺達の道を阻む者達を退けなければな。」

ギュランドロスの言葉を聞いて溜息を吐いた後、自分達を包囲した魔獣達を見た後、鞘から魔剣――――かつて”影の国”でウィル達が創った”ダーンウィン”を抜いて構え

「あらあら、囲まれちゃったわね。」

「わお!あれって確か”手配魔獣”って奴でしょ?ラッキー!あれらを倒して、遊撃士協会あたりにでも魔獣の首を持って行けばいつもみたいに大量のお金がもらえるじゃん!」

「全く………そんな呑気な事を言っている場合ですか!」

ルイーネは微笑みながら鞘から細剣を抜いて構え、パティルナは一際大きい魔獣達を見つけて口元に笑みを浮かべた後、刃をブーメランのように投擲する事ができ、さらに近接戦闘もできる特殊な武器―――”投刃”を構え、エルミナはパティルナの言葉に呆れた後真剣な表情で双剣を構え

「ガッハハハハッ!”四銃士”改め”六銃士”を襲おうとするとはいい度胸だ………全部、ぶっ潰して俺達の糧にしてやるぜっ!!」

ギュランドロスは
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