第80話
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ィティ様に………妹君様達に………それにエルファティシア様も………今日は何の御用でしょうか………?」
「あら。既に私の事も知っているなんて………さすがは”ラギール商会”ね。」
チキの言葉を聞いたエルファティシアは意外そうな表情をした後、口元に笑みを浮かべてチキを見つめ
「こんにちは、チキさん。お忙しいところすみませんが、少し話を伺ってもよろしいでしょうか?」
セティはチキに会釈をして尋ねた。
「はい、構いません………―――それではエマ様。事情聴取、お疲れ様でした。」
「………失礼します。」
そしてセティの質問に頷いた後微笑みながら言ったチキの言葉を聞いたエマは悔しそうな表情をした後、道を開けたセティ達の横を通り過ぎようとした。
(………遺憾ではありますが、彼女と親交がある貴女達に任せます。少しでも情報を引き出してください。)
するとエマは小声でセティに伝え
(………わかりました。)
エマの言葉にセティは頷き、そしてエマは部屋を出て行った。
「こんにちは、皆様。今日は何の御用でしょうか?」
「………昨日の襲撃について聞きにきました。」
「話せる範囲でいいから、話してくれないかな〜?」
「………わかりました。話せる範囲でしたお教えいたしましょう………」
エリナとシャマーラの言葉に頷いたチキはセティ達に会釈をし
「あら、随分と素直ね?その様子だとさっきの刑事には話を誤魔化していたようだけど……やっぱり相手が同盟を結んでいる相手の娘達だから教えてくれるのかしら?」
チキの言葉を聞いたエルファティシアは意外そうな表情で尋ねた。
「………セルヴァンティティ様達には………貴重なユイドラの工匠製の品々を直接創ってこちらに回して頂いているお得意様でもありますので。………それで何について聞きたいのでしょうか?」
「えっと………襲撃した人達ってやっぱりルバーチェ?」
「―――はい。エレボニア製の重機関銃を使っていましたし………何より今まで戦った………ルバーチェの構成員達の戦いのクセとそっくりでしたので……」
「………けど、おかしくない?いくら相手が銃火器を使っていたとしても、貴女達―――”ラギール商会”は”闇夜の眷属”達を主にした”店員”がいるのでしょう?普通に考えて人間の身体能力で”闇夜の眷属”に勝てるとは思えないんだけど。」
シャマーラの質問に答えたチキの話を聞いたエルファティシアは真剣な表情で尋ねた。
「………その身体能力が人間とは思えないほど尋常ではなかったのです。………それこそ一般の”闇夜の眷属”達とわたり合えるぐらいの能力を持っていました………さらには体力も高く、完全に撃退する為に私自身も戦い………たまたま店にいらっし
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