最終回 遂に終わりだ!大団円!!その二
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「本人もでごわすな」
「死んだか」
「そうなったんだな」
「じゃあボーナスゲットだな」
「敵を倒したからな」
「しかしでごわす」
敵の司令官は確かに倒したがというのだ。
「死んだのは彼一人でごわす」
「ってことはだ」
「敵の主力健在かよ」
「そうなってるんだな」
「本拠地に敵満載か」
「では総攻撃開始でごわす」
あらためて言った西郷だった。
「そしてその後で、ごわす」
「はい」
瞬はここでも西郷に応えた。
「私が、ですね」
「精兵と共にでごわす」
「一番槍ですね」
「頼んだでごわす」
「わかりました」
強い声でだ、瞬は答えてだった。そのうえで。
その総攻撃がはじまった、陸海空から。
攻撃はまさに地震と津波と台風が同時に来たかの様であった、それもかつてない規模のそういったものがである。
敵の本拠地を襲った、するとまさに一瞬でだった。
敵の本拠地は廃墟になった、完全に。
その廃墟を見てだ、主役の二人は言った。
「生体反応ねえな」
「ああ、ゼロだな」
「地下からもな」
「本当に何もないぜ」
強烈な総攻撃で本拠地の地下施設も壊滅したのだ。
「すげえ攻撃だったからな」
「海、空、陸からな」
「これが日帝衆の力か」
「恐ろしい攻撃だな」
「まるでスター○○ーズの帝国軍だな」
「デス○○ーの攻撃みたいだったな」
伏字が多いのは某映画会社の著作権になったからである。
「それか銀河帝国軍」
「某銀河英雄伝説のな」
「トゥールハンマーみたいなな」
「その一撃クラスに攻撃だったな」
「そうね」
瞬は抜刀した姿で二人に応えた。
「今ので私もね」
「ああ、攻撃する必要がなくなったな」
「突入のな」
「生体反応ゼロだからな」
「敵の本拠地完全に廃墟になってるぜ」
「後はあの廃墟を更地にして」
瓦礫の山を除いてだ。
「それで」
「宇宙から来る敵だな」
「G16星雲からな」
「スポーツマン金太郎でも汚いことしやがって」
「何がスポーツマンだ」
何とあろうころか南海にいた桃太郎を強奪して巨人に入れている、こうしたおぞましい悪事が平然とまかり通る、漫画で何もなく描かれるまでに戦後日本のモラルは荒廃していたのだ。巨人ならば何でも許されるという。
「川上哲治大嫌いなんだよ、作者」
「これもう読者も察していただろ」
「何かとライバル追い出したりって噂もあるしな」
「千葉、与那嶺、青田、別所ってな」
一番有名なのは別所であろうか。
「忌まわしい名前の星雲だぜ」
「悪の星雲だな、まさに」
「そこから敵が来るんだな」
「これからも」
「だからね」
瞬は二人に応えた、見れば敵の本拠地は一瞬でだった。廃墟の瓦礫が西郷の奥義赤城により消し飛ばさ
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