3部分:第三章
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れる他国の皇帝がいなくなった」
王はまたこのことを話した。
「そのことが残念でならないのだ」
「そういうことですか」
「だからなのですか」
「そうだ。実にな」
こう言ってだ。王は非常に残念がるのだった。そうしてだ。
彼はピョートルの死を悼んだ。だがそこには愛情はなかった。だがそれでも彼の死を悼んだのはプロイセン、そしてこの王だけだった。これがピョートルの愛情が生み出したものだった。
愚君の片思い 完
2012・2・1
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