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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(零篇)
第76話
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が追いつく前に滅するのみ!流星の光槍!!」

「!?」

両腕を再生しながら自分に向かって来た悪魔を見たメヒーシャは悪魔の弱点である光の力を纏った槍で怒涛の突きを放った。弱点である光の力を纏った槍の突きを受け続ける敵の全身は煙を上げ始め

「斬!!」

そしてメヒーシャが振るった斧槍によって敵の身体は縦に真っ二つにされて、真っ二つにされた部分は妖しげな光を放ちながら消滅した!



「…………………」

悪魔は自分と対峙したセティ達に突進して来た!

「させないよっ!」

それを見たシャマーラは大剣で悪魔の身体を受け止めたが

「……………」

「あうっ!?」

悪魔が振るった腕の攻撃を受けて吹っ飛ばされ

「っ!?ちょっと不味っ………!」

吹っ飛ばされたシャマーラは動きが鈍くなって、表情を歪め

「シャマーラ!?もしかして麻痺を受けたのですか!?」

「………どうやらあの爪には麻痺毒が込められているようね………エニグマ駆動………!……………」

それを見たセティは驚き、エルファティシアは悪魔を警戒しながらオーブメントを駆動させ、さらに魔術の詠唱を開始した。

「…………………」

シャマーラを攻撃した悪魔はシャマーラを追撃する為に動きが鈍くなっているシャマーラに向かった!

「させない!二連射撃!!精密射撃!!」

敵の行動を妨害する為にセティは次々と矢を放ったが敵は矢をその身に受けても怯む様子はなく、シャマーラに向かった。

「雷光閃!!」

「!?」

その時、エリナがすざましい速さで悪魔を背後から攻撃して、悪魔から距離をとった。

「………………」

エリナに攻撃された悪魔は攻撃対象をエリナに向けて、突進し

「ハッ!」

エリナは翼を羽ばたかせて、天井へと上がった。

「……………」

対する敵も翼を羽ばたかせてエリナを追い、敵の速さは巨体とは思えない速さで徐々にエリナに追いついてきた。

「足を止めます!カラミティクロウ!!」

その時セティが放ったアーツを受けた敵の速さは一気に鈍くなった。それを見たエリナは旋回して槍を構えて敵に向かい

「セイッ!闘聖の一撃!!」

光を纏った槍の突きを放って、敵の片腕を破壊した!

「ルリエンよ!悪しき毒を浄化したまえ!大いなる浄化の風!!」

一方詠唱を終えたエルファティシアは魔術でシャマーラの麻痺を治療し

「大地の盾よ、かの者を守れ!アダマスガード!!」

アーツでシャマーラに障壁を付与した。

「さっきのお返しだよっ!!」

「!?」

一方麻痺から立ち直ったシャマーラはクラフト―――ジャンピングスマッシュを放って、空中にいる敵を地面に
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