第74話
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表情を引き攣らせながら言った。
(そんなに怖いんだったら無理しなきゃいいのに………)
そしてエリィの様子を見たロイドは苦笑していた。その後ロイド達は遺跡の中に入り、礼拝堂らしき場所に到着した。
「ここは………」
「ど、どうやら礼拝堂みたいだけど………」
「………古い記録によると中世の僧院跡みたいですね。―――”月の僧院”。あの”星見の塔”や古戦場の奥にある城砦と同時代のものらしいですけど。」
「ということは………500年くらい前の遺跡ね。激しい戦乱の時代でもあった頃だけど………」
ノエルの説明を聞いたエリィが考え込んだその時、鐘の音が聞こえ始めた!
「こ、これは………」
「鐘の音……!?」
「………!来ます………!」
鐘の音に驚いているロイド達に何かに気付いたティオは警告した。するとロイド達の目の前に数体のローブを身に纏い、全身が骸骨になっている幽霊らしき存在や人の顔らしき部分を無数に付けた巨大な何かの塊が現れた!
「なっ………!?」
「キャアアアアアッ!ぼ、亡霊………!?」
目の前に現れた謎の敵達を見たロイドは驚き、エリィは悲鳴を上げた後信じられない表情で見つめ
「やっぱり出た………!」
「なっ………”死魂霊”!?」
「それに”魂の狩人”もいるわ!全員、気を付けなさい!」
「ビビッてるヒマはねえ!来るぞ!」
ノエルは声を上げ、セティは驚き、エルファティシアとランディは警告した。そしてロイド達は戦闘を開始した!
「せい、や、はっ!……なっ!?」
「チッ!やっぱり攻撃がすり抜けるぜ!」
亡霊達にトンファーやスタンハルバードで攻撃したロイドとランディは攻撃がすり抜けた事に驚いたり、舌打ちをした。
「オオオオオ………」
一方亡霊達は魔術―――闇弾を放ち
「この………!」
ノエルはサブマシンガンを連射して撃ち落し
「分析を開始します……………弱点属性は空!地属性は10%を下回り、時を除いた他の属性も100%を下回っています!時属性に関しては吸収となっているので絶対に時属性で攻撃しないで下さい!さらに物理攻撃は一切通しません!武器で攻撃する際は魔力や闘気が籠った武器で攻撃するか、必殺技で攻撃してください!エニグマ駆動………」
(ロイド、私が授けたその銃なら幽霊に効くわ!)
ティオはクラフト―――アナライザーを使った後ロイド達に助言し、ルファディエルは念話でロイドに助言した。
「(わかった!)………喰らえっ!」
助言を聞いたロイドはトンファーを仕舞って、双聖銃を構えて攻撃した。するとロイドが放った光の銃弾を受けた亡霊達はダメージを受けたかのように怯んだ。
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