4章〜忍び寄る叡智〜 第73話
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いるセティちゃんの手料理を口にできるだけ、ありがたいだろうが!スタイルも抜群、顔も良し、さらに性格はお茶目と来て、止めには元女王様という女性として魅力的すぎるエルファティシアちゃんの手料理はどれだけの価値があると思っているんだ!」
一方ロイドの言葉を聞いたランディは真剣な表情でロイドを見て言った。
「う、うーん………」
「ふえー?」
「………エルファティシアさんが魅力的な女性なのはわかってはいるけど、なんだか納得できないわね………」
「というか、わたしにとっては今更ですし。”影の国”に居た時はイリーナ皇妃やプリネ姫、クローディア姫達の手料理も食べた事がありますし。」
ランディの言葉を聞いたロイドは苦笑し、キーアは首を傾げ、エリィはジト目でランディを見つめ、ティオは呆れた表情をして言った。
「出鱈目な体験をしたティオすけは黙ってろ!」
(クローディア姫やお姉様達の手料理を食べれるなんて………ちょっとうらやましいわね………)
ティオの言葉を聞いたランディはティオに突っ込み、横で聞いていたエリィは苦笑していた。
「うふっ♪声だけじゃなく、女性を褒めるところもヴァイスハイトに似ているわね♪でもまあ、ヴァイスハイトの域にはまだまだかな〜?」
するとその時エルファティシアの声が聞こえた。声が聞こえた方向をロイド達が視線を向けるとそこには厨房の部屋の扉を開けて姿を現したエルファティシアとセティがいた。
「セティ、エルファティシアさん。2人ともすまないな。今日の料理当番は俺なのに。」
「そのぐらい別に構いませんよ。それより工房で作業している2人を呼んできてください。ちょうどできて、お皿に盛った料理を並べようとしていた所ですから。」
「あ、それなら俺も手伝うよ。代わりに料理をしてもらったんだから、そのぐらいしないと。」
セティの話を聞いたロイドは申し出
「セティちゃん、エルファティシアちゃん!勿論、俺は大盛りで頼むぜ♪」
ランディは嬉しそうな表情で2人を見つめて言った。
「フフ、たくさん作ってあるから、たっぷり食べていいわよ♪」
その後ロイド達は食事を始めた。
「上手いっ!さすがはセティちゃんとエルファティシアちゃんだ!」
「パスタにサラダにスープ………どれも美味しいわね。」
「3種類も作るなんて、大変じゃありませんでしたか?」
セティとエルファティシアが作った料理を口にしたランディは喜び、エリィは口元に笑みを浮かべ、ティオは2人に尋ね
「2人で分担して作りましたからそれほど手間にはなりませんでしたよ。それにしても”王”であったエルファティシアさんが料理出来る事には驚きましたよ………」
尋ねられたセティは微笑みながら答
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