帝劇と式神町2 さくら前鬼達と再会する中編
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その頃のゲストルームでは、予想外の事態が起きていた。
「なのはさん、フェイトさん応答してください」
「紫藤直哉さん、さくらさん応答してください」
「ティア元の世界に戻った4人の反応が消えたよ」
「何ですって!!スバル、キャロ何度でもいいから呼び続けて」
「はいティアさん」
「一体なのはさん達に何が起きたというの?」
その頃式神町に来ているはやては・・・
「ねえお姉ちゃん、ここ物凄く嫌な感じがする」
「私もそう感じるわ」
「お姉ちゃんは僕が、守ってあげるから」
「それは、私も同じよ直哉君」
そして、真双焔武は聖魔城最深部に着くと、そこで直哉とさくらが見た光景は・・・
「さくら君、直哉君、逃げるんだこいつの目的は、君達二人だ」
「「大神さん。皆」」
そう言って、大神は気絶した。
「はあ、やっと来ましたね、この世界を歪めている元凶の真宮寺直哉」
「お前は何者だ?」
「死に行く者に語る名はないんだがな」
「何だと!!」
「良かろう我が名は、ヒミコ。貴様ら歪みを粛清する者だ」
「ヒミコだと!!」
「じゃあ貴様は、邪神巫女イヨの関係者か?」
「ほうお前達、我娘を知っておるのか?」
「「娘だって」ですって」
「何じゃ、知らなかったのか?まあ当然じゃな、ワシが出てきた以上お前達に生き延びる術はないからの」
「「くっ」」
「だが、今は機嫌がいい、真宮寺直哉よ」
「何だ?」
「お主が封印されれば、ワシはこの世界を去るぞ?」
「・・・それは、本当か?」
「ああ、ワシは、嘘はつかん。ただしお主が封印されれば、お前の姉は地獄を見るがな」
「なっどういう事だ!!。うわああああああ。お姉ちゃんーー」
「きゃああああ。直哉君が、石になったよ」
「何度見ても信じられねえ、あの女は一体何者なんだ?」
「正直に言うとな、直哉君を石に変えた女の正体はうちらでも、まだつかめとらんのや」
「そんな、前鬼、前鬼君はさくらさんの所に行って、マスターたちは僕が、何とかする」
「おう任せろゴキ、はやて俺様をさくらの元に連れて行け」
「ほな、行くで前鬼」
はやては転移魔法を使い、真宮寺直哉の世界へ前鬼と共に移動した。
その頃帝劇でも、事件がおき始めていた。
エリオ共に機動六課のメンバー部屋に移動中に、帝劇に緊急サイレンが鳴り出した。
「こんな時に敵襲なんて」
さくらは困惑していた。帝国華撃団のメンバーである以上、出撃しなければならないという気持ちと、一刻も早く弟を助けたいという気持ちが交差していた」
「私はどうしたらいいの?」
「さく
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