クラス対抗戦
第10話 転校生はセカンド幼馴染 U
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セシリア「不本意ですが、今回はここまでにしましょう」
箒「そうだな、だが次はこうは行かんぞ」
結局時間内ギリギリまで付き合わされる事になったが、まあストレス発散には丁度良かった。
たくこいつら、今に見てろよ!
箒「何をしているんだ白夜!サッサとピットに戻るぞ??」
白夜「煩いな、織斑先生なら間だしもお前如きに指図される筋合いは無い」
箒「煩いのはお前の方だ!サッサと行くぞ??」
全くコイツめ!顔を見るだけなら良いがこの上から目線は最も気に入らん??
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イライラしながらピットへと戻ったが……
白夜「何でお前が俺と同じピットに戻るんだたく、ピットぐらいセシリア達と同んなじとこ行けよ」
箒「ピットなどどっちでも構わんだろうが馬鹿者が!」
白夜「コッチはお前のせいでまたストレスが溜まって来てるんだ!お前の顔見るだけでもムカムカすんだよ??
解ったら向こうのピットに行け!チョットは一人にさせろ??」
箒「何だと、昔を捨てた愚か者の分際で!」
白夜「何だと貴様!死にたいのか??」
一人になりたいのに同んなじピットに入るから怒りが頂点に達してしまった。
もう勘弁出来ずに拳銃に手を掛けたその瞬間……
楯無「はーいはい、そこまでそこまで!」
「「!」」
楯無「こんな所で喧嘩しないの。それと白夜くん、女の子の好きにさせるのもあなたのすべき事だと思うわよ」
突然出て来た会長に手を引っ込めてしまった。
白夜「けどコッチは__!」
楯無「別にあなたの気持ちは解らなくも無いわ。けれど、あまり怒り過ぎると後に響くわよ。
それに、下手に問題を起こして織斑先生に知られたらどうするの?」
くっ!幾らなんでもそれを引き合いに出されたら言い返せん??
白夜「勝手にしろ!」
込み上げる怒りを抑えながら着替えに向かった。
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ANOTHERSIDE
白夜がその場を後にしてから……
箒「あいつめ!幼馴染みをなんだと思ってるんだ!私はお前と一緒に居たいだけなのに??」
白夜の対応に憤りを憶えた箒だったものの……
楯無「箒ちゃん、そんな事を言ったら白夜くんはより苦しむだけよ。あなたには聞こえなかったの?彼が“織斑 一夏”だった頃の過去に触れたらどんな代償を払うことになるのかを」
箒「ですが!」
会長の楯無の言うことは最もだが、頑固な箒は尚も食い下がる。
楯無「今回はとにかく控えなさい。彼のことだから、今晩はかなり荒れるかもしれないわ」
箒「そんなのあなたの幻想に過ぎません!白夜は__!」
楯無
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