第7話:墓地利用対決! 龍牙vs拓真っ!
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ニメイト≠ニ何度も対戦したことがあり、一時期、拓真もこのコンボを使ったデッキを組んでいた。
そのコンボがまさか去年のデュエマ大会で優勝した人物が使うとなると尚更だ。
(…ま、まずい!今の黒炎さんのバトルゾーンにはスレイヤーの《タイガマイト》と《マイパット》と同じパワー1000の《ブラッドレイン》の2体がいる…!)
そして、墓地には《B・ロマノフ》の進化元のクリーチャーが丁度3体。
仕舞いにはまだ《ヘルボロフ》の能力がもう一つ残っている状態。
「《ヘルボロフ》のもう一つの効果発動っ!超次元ゾーンからコスト5以下の闇のドラグハートをバトルゾーンに呼び出せるっ!
こい!ドラグハート・フォートレス、《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》っ!」
龍牙のもう一つの切り札、《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》が超次元ゾーンからバトルゾーンに降臨した。
「《ウェルカム・ヘル》の登場時効果発動!墓地より《魔公蟲ヴィルジニア卿》をバトルゾーンに!
《ヴィルジニア》の登場時効果発動!墓地より《大邪眼B・ロマノフ》を選択!
選択した《B・ロマノフ》と墓地の闇のクリーチャー3体を進化元に!
墓地進化GV《大邪眼B・ロマノフ》をバトルゾーンに!」
龍牙の墓地に眠られている《特攻人形ジェニー》、《呪英雄 ウラミハデス》、《白骨の守護者ホネンビー》の3体の闇のクリーチャーを重ねて現れたのは《ロマノフ》の中で最強と言って良い程の進化クリーチャー《大邪眼B・ロマノフ》。
その能力は攻撃する時、下のカードを好きな数墓地に置くことで、相手の手札を墓地に置いたカード1枚につき、山札の一番下に眠らせることができる。
と言っても、今の拓真の手札は0枚なのでこの能力は使えないが、それでも今の龍牙にとっては十分である。
―――何故なら、
「《B・ロマノフ》で《クロスファイア》に攻撃!
《タイガマイト》で《クロスファイア2ed》に攻撃!
《ブラッドレイン》で《マイパット》に攻撃!」
「くっ…!」
拓真のクリーチャーを一気に全滅できるからだ。
「ターンエンド!さぁ、お前のラストターンだ!」
「……俺のターン!ドロー!」
勢いよくカードを引き、その引いたカードを見る。
「ッ!どうやら勝利の女神はまだ俺を見捨てなかったみたいだ!」
「ッ!まさか…!?」
「G・ゼロ発動!《百万超邪 クロスファイア》をバトルゾーンに!
そのまま、黒炎さんにダイレクトアタック!」
現れた《クロスファイア》は直ぐ様、龍牙に襲い掛かった。
それを見た拓真は勝った、と再び脳裏でそう思った。
―――だが、
「“ニンジャ・ストライク”発動!《光牙忍ハヤブサマル》!」
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