第7話:墓地利用対決! 龍牙vs拓真っ!
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ン、山札から6枚以上引いた。そして、墓地にはクリーチャーが6枚以上ある。
この状況で出せるクリーチャーは2体存在する。
「“G(グラビティ)・ゼロ”、発動!《百万超邪 クロスファイア》と《天災超邪 クロスファイア2nd》2体をバトルゾーンに!」
―――それはコストを支払わずにただで場に出せる2体の無法者《百万超邪 クロスファイア》と《天災超邪 クロスファイア2nd》の2体だ。
この2体はG・ゼロと言う能力を持ち、条件さえ満たしていれば、ただでバトルゾーンに出せる。
(やはりきたか!《クロスファイア》と《クロスファイア2nd》!この状況で場に出せるのはコイツらだけだからなっ…!)
2体の無法のドラゴンがバトルゾーンに降臨したことに龍牙は驚くもこの2体が場に出ることを予知していた。
理由は何やら拓真は墓地を気にしていた。明らかに墓地を使った戦術だと、すぐにわかった。
だが、ターンが進むにつれ、拓真のマナゾーンには闇文明がなかった。
本来墓地を主体にしたデッキは大抵闇が入るが、拓真のデッキはそうではない。
どちらかと言えば、手札を入れ換えつつ、墓地を増やしたデッキ。
そして、そこに《百万超邪 クロスファイア》を主軸に墓地を利用したデッキ。通称墓地ソース=B
龍牙のデッキは墓地からクリーチャーをリアニメイトするため、墓地を増やすデッキ―――黒単ヘルボロフ=B
だが、拓真のデッキは墓地を増やして、手札から強力なクリーチャーをG・ゼロで出すデッキ―――墓地ソースだ。
同じ墓地を利用するデッキでも、切り札が違えば、戦い方がこうも違うとは、まさにこのことだ。
「更にバトルゾーンにアウトレイジがいるのでG・ゼロ発動!呪文《無法の裏技ドドンガ・ドン》!」
そんなことを知らず拓真は更に呪文を唱える。
唱えた呪文は先程の《クロスファイア》、《クロスファイア2nd》同様、G・ゼロを持つ呪文《無法の裏技ドドンガ・ドン》。
その能力は自分のクリーチャー1体は「パワーアタッカー+3000」を得、タップされていないクリーチャーに攻撃できる能力。
「その能力で《クロスファイア》はタップされていないクリーチャーに攻撃できるっ!」
その能力で選んだのは先程出した《クロスファイア》。
言い忘れていたが、《クロスファイア》、《クロスファイア2nd》の2体は“スピード・アタッカー”を持っている。
その能力は出したターン、すぐに攻撃できるのだ。
つまり、《クロスファイア》、《クロスファイア2nd》の2体はすぐに攻撃に参加でき、尚且つタップされていない《ホネンビー》に《クロスファイア》は攻撃できるのだ。
「《クロスファイア
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