暁 〜小説投稿サイト〜
デュエル・マスターズ〜龍を使役する少年の物語〜
第7話:墓地利用対決! 龍牙vs拓真っ!
[4/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ン、山札から6枚以上引いた。そして、墓地にはクリーチャーが6枚以上ある。
 この状況で出せるクリーチャーは2体存在する。

「“G(グラビティ)・ゼロ”、発動!《百万超邪(ミリオネア) クロスファイア》と《天災超邪(ビリオネア) クロスファイア2nd(セカンド)》2体をバトルゾーンに!」

 ―――それはコストを支払わずにただで場に出せる2体の無法者(アウトレイジ)《百万超邪 クロスファイア》と《天災超邪 クロスファイア2nd》の2体だ。
 この2体はG・ゼロと言う能力を持ち、条件さえ満たしていれば、ただでバトルゾーンに出せる。

(やはりきたか!《クロスファイア》と《クロスファイア2nd》!この状況で場に出せるのはコイツらだけだからなっ…!)

 2体の無法のドラゴンがバトルゾーンに降臨したことに龍牙は驚くもこの2体が場に出ることを予知していた。
 理由は何やら拓真は墓地を気にしていた。明らかに墓地を使った戦術だと、すぐにわかった。
 だが、ターンが進むにつれ、拓真のマナゾーンには闇文明がなかった。
 本来墓地を主体にしたデッキは大抵闇が入るが、拓真のデッキはそうではない。
 どちらかと言えば、手札を入れ換えつつ、墓地を増やしたデッキ。
 そして、そこに《百万超邪 クロスファイア》を主軸に墓地を利用したデッキ。通称墓地ソース=B

 龍牙のデッキは墓地からクリーチャーをリアニメイトするため、墓地を増やすデッキ―――黒単ヘルボロフ=B
 だが、拓真のデッキは墓地を増やして、手札から強力なクリーチャーをG・ゼロで出すデッキ―――墓地ソースだ。
 同じ墓地を利用するデッキでも、切り札が違えば、戦い方がこうも違うとは、まさにこのことだ。

「更にバトルゾーンにアウトレイジがいるのでG・ゼロ発動!呪文《無法の裏技ドドンガ・ドン》!」

 そんなことを知らず拓真は更に呪文を唱える。
 唱えた呪文は先程の《クロスファイア》、《クロスファイア2nd》同様、G・ゼロを持つ呪文《無法の裏技ドドンガ・ドン》。
 その能力は自分のクリーチャー1体は「パワーアタッカー+3000」を得、タップされていないクリーチャーに攻撃できる能力。

「その能力で《クロスファイア》はタップされていないクリーチャーに攻撃できるっ!」

 その能力で選んだのは先程出した《クロスファイア》。
 言い忘れていたが、《クロスファイア》、《クロスファイア2nd》の2体は“スピード・アタッカー”を持っている。
 その能力は出したターン、すぐに攻撃できるのだ。
 つまり、《クロスファイア》、《クロスファイア2nd》の2体はすぐに攻撃に参加でき、尚且つタップされていない《ホネンビー》に《クロスファイア》は攻撃できるのだ。

「《クロスファイア
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ