第7話:墓地利用対決! 龍牙vs拓真っ!
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は間違いなく動く。となると、こっちは必然的に守りに入らないと負ける…が、ここで《ヘルボロフ》さえ墓地に行けば、俺にも勝機がある!)
そこまで考えると龍牙はマナを貯めずマナを3枚タップさせて《ホネンビー》をバトルゾーンに出す。
「《ブラッドレイン》の能力でコストを1低減!《白骨の守護者ホネンビー》を召喚!その能力で山札から3枚を墓地へ!」
1枚目、《拷問ロスト・マインド》。
2枚目、《呪英雄 ウラミハデス》。
そして、3枚目。
「………」
恐る恐る3枚目を捲る龍牙。
―――結果は、
「ッ…!」
呪文の《デーモン・ハンド》だった。
「クソッ!《ザビ・バレル》を手札に!ターン…エンド…」
目当てのカードを引けず龍牙は毒舌し、《ザビ・バレル》を手札に加えてターンを終える。
「俺のターン!ドロー!《メーテル》の能力で1枚のかわりに2枚ドロー!その後、手札から1枚墓地へ!捨てるカードは勿論、《疾風怒闘 キューブリック》だ!」
手札から墓地に置かれたのは自分のマナゾーンに火、または水のカードがそれぞれ3枚以上ある時に能力が発動する火と水の多色クリーチャー《疾風怒闘 キューブリック》。
特にこのクリーチャーが墓地に置かれた時、マナゾーンに水のカードが3枚以上あれば、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体、手札に戻すことができる。
「捨てられた《キューブリック》の能力発動!俺のマナゾーンに水のカードが3枚以上あるので、黒炎さんの《タイム・トリッパー》を手札に!」
「ッ…!」
モルトの宣言で龍牙の《タイム・トリッパー》は手札に戻された。
(このタイミングで《タイム・トリッパー》?まさか!?)
それを見た龍牙は《タイム・トリッパー》を手札に戻されたことに苦情する。
理由は現在の拓真の手札は3枚。マナは4枚。そして、マナゾーンにカードを貯めれば5枚になる。
状況から見てこのターンで仕掛けるつもりだ。
脳裏でそう察した龍牙は身構える。
対する拓真は龍牙の読み通り、手札から1枚マナに貯めて5枚にし、その5枚を全てタップさせる。
「呪文《スクランブル・タイフーン》!その能力で5枚ドロー!だが、《メーテル》の能力で5枚のかわりに10枚ドロー!」
唱えた呪文は《エマージェンシー・タイフーン》の強化版《スクランブル・タイフーン》。
その能力は山札から5枚引き、手札から3枚墓地に置く呪文。
これにより拓真は手札と墓地を増やせるが、《メーテル》の能力で更に山札から5枚、計10枚引ける。
「その後、《スクランブル・タイフーン》の能力を合わせて、手札から8枚墓地へ!」
(来る!)
拓真はこのター
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