暁 〜小説投稿サイト〜
デュエル・マスターズ〜龍を使役する少年の物語〜
第7話:墓地利用対決! 龍牙vs拓真っ!
[3/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
は間違いなく動く。となると、こっちは必然的に守りに入らないと負ける…が、ここで《ヘルボロフ》さえ墓地に行けば、俺にも勝機がある!)

 そこまで考えると龍牙はマナを貯めずマナを3枚タップさせて《ホネンビー》をバトルゾーンに出す。

「《ブラッドレイン》の能力でコストを1低減!《白骨の守護者ホネンビー》を召喚!その能力で山札から3枚を墓地へ!」

 1枚目、《拷問ロスト・マインド》。

 2枚目、《呪英雄 ウラミハデス》。

 そして、3枚目。

「………」

 恐る恐る3枚目を捲る龍牙。
 ―――結果は、

「ッ…!」

 呪文の《デーモン・ハンド》だった。

「クソッ!《ザビ・バレル》を手札に!ターン…エンド…」

 目当てのカードを引けず龍牙は毒舌し、《ザビ・バレル》を手札に加えてターンを終える。

「俺のターン!ドロー!《メーテル》の能力で1枚のかわりに2枚ドロー!その後、手札から1枚墓地へ!捨てるカードは勿論、《疾風怒闘(スパイラルアクセル) キューブリック》だ!」

 手札から墓地に置かれたのは自分のマナゾーンに火、または水のカードがそれぞれ3枚以上ある時に能力が発動する火と水の多色クリーチャー《疾風怒闘 キューブリック》。
 特にこのクリーチャーが墓地に置かれた時、マナゾーンに水のカードが3枚以上あれば、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体、手札に戻すことができる。

「捨てられた《キューブリック》の能力発動!俺のマナゾーンに水のカードが3枚以上あるので、黒炎さんの《タイム・トリッパー》を手札に!」
「ッ…!」

 モルトの宣言で龍牙の《タイム・トリッパー》は手札に戻された。

(このタイミングで《タイム・トリッパー》?まさか!?)

 それを見た龍牙は《タイム・トリッパー》を手札に戻されたことに苦情する。
 理由は現在の拓真の手札は3枚。マナは4枚。そして、マナゾーンにカードを貯めれば5枚になる。
 状況から見てこのターンで仕掛けるつもりだ。
 脳裏でそう察した龍牙は身構える。

 対する拓真は龍牙の読み通り、手札から1枚マナに貯めて5枚にし、その5枚を全てタップさせる。

「呪文《スクランブル・タイフーン》!その能力で5枚ドロー!だが、《メーテル》の能力で5枚のかわりに10枚ドロー!」

 唱えた呪文は《エマージェンシー・タイフーン》の強化版《スクランブル・タイフーン》。
 その能力は山札から5枚引き、手札から3枚墓地に置く呪文。
 これにより拓真は手札と墓地を増やせるが、《メーテル》の能力で更に山札から5枚、計10枚引ける。

「その後、《スクランブル・タイフーン》の能力を合わせて、手札から8枚墓地へ!」
(来る!)

 拓真はこのター
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ