第7話:墓地利用対決! 龍牙vs拓真っ!
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先攻龍牙の2ターン目。
龍牙のバトルゾーンはまだ何もなし、シールドは5、マナは1、手札は5。
対する拓真のバトルゾーンはまだ何もなし、シールドは5、マナは1、手札は5。
「俺のターン。ドロー」
山札からカードを引いた龍牙は拓真のマナゾーンに置いてあるカード―――《キャロルの空中ライブ》を見る。
(火と水の多色カード……まだ、はっきりしないが、とりあえず、ハンデスをするか…)
脳裏でそんなことを考えながら龍牙は手札から1枚、マナに貯めて2枚にし、その2枚をタップ。
「《速攻人形ジェニー》を召喚」
現れたのは右手に特殊なギター型のチェーンソーを持った髪の長い金髪の少女の姿をした人形《速攻人形ジェニー》。
「《ジェニー》の登場時効果で、《ジェニー》自身を破壊し、お前の手札を1枚捨てさせるッ…!」
「くッ…!」
現れた《ジェニー》は直ぐ様爆発し、拓真の手札を1枚捨てさせる。
この時、龍牙は拓真の手札から捨てさせたカードを見る。
(…墓地に行ったのは《クロック》か。見た所、アウトレイジデッキ…か?それだと、あまりハンデスは役に立たないな)
「ターンエンド」
「俺のターン。ドロー」
拓真の2ターン目。
山札からカードを引き、手札から1枚マナに貯めて2枚にし、その2枚をタップ。
「呪文、《エマージェンシー・タイフーン》」
拓真が唱えた呪文は《エマージェンシー・タイフーン》。
その能力は山札から2枚引き、手札から1枚墓地に置く能力。
「その能力で山札からカードを2枚ドロー。その後、手札から1枚墓地へ」
山札から更にカードを2枚引き、手札から1枚墓地に置く拓真。
それを見た龍牙は墓地に行ったカードを見る。
(…《シンカイタイフーン》?。となると、墓地ソースか?それなら、余計にハンデスはできないな)
「俺はこれで、ターンエンド」
「…俺のターン。ドロー」
拓真から龍牙にターンが移り、龍牙はカードを引き、1枚マナに貯めて3枚にし、その3枚をタップ。
「《停滞の影タイム・トリッパー》を召喚」
「なっ!?《タイム・トリッパー》!?」
龍牙の出したクリーチャーに拓真は驚いてしまった。
何故なら龍牙が出したクリーチャー―――《停滞の影タイム・トリッパー》は拓真のマナゾーンにカードが置かれる時、そのカードはタップして置かれる能力を持っているからだ。
つまり、《タイム・トリッパー》を倒さない限り拓真は龍牙より1ターン遅れて行動することになる。
「…ターンエンド」
「俺のターン!ドロー!」
勢いよくカードを引き、手札から1枚タップしてマナに貯めて、アンタップ状態の2枚を
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