北方作戦
第14話 北方大海戦 T
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に限ってもそうです」
陸軍中将「確かにそうだ。だが彼の代わりを務めるに相応しい者はこの世界のどこにも居ない。
だがだからといって、彼に負担をかけては帝国の恥だ。
とはいえ、彼に劣らず勝らずな人材などこの世界には居ない」
しかし、幾ら彼でも彼全海域を守るには限度がある。実際に今回の第二次北方作戦もその一例だ。
だが無理をさせては過労死する恐れがある為、そんな事をさせてしまえば国家の恥となってしまう。
とはいうものの、彼に匹敵するほどの人間はこの世界に居ないが故どうすることも出来ないのが現状でもある。
陸軍中将「けれど、挫けてばかりでも仕方ない。
我々は明日という未来の為にも前に進まなくてはならない。何れ、この世界の全てを解放する為にもな」
参謀「それが自分達の償いというものなのでしょうね」
そういって陸軍中将と参謀は霧に覆われた空を見上げてた。
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……主人公サイド……
その頃……
≪ザザ〜〜〜……≫
加賀『提督、我が方の偵察機がアムチトカ島上空へ到着。
情報によると、‘敵機は今にも飛び立とうとしている。’との事です』
座蒲郎「何?」
加賀から偵察機からの報告が入った。なんでも敵航空機は今にも発進しようとしてるらしく、“遂にこっちに気付いたのか??”っと勘繰った。
飛龍『提督偵察機より入電!
‘我、艦隊に迫る敵艦隊見ゆ!
重巡1、軽巡2、駆逐艦3!
進路250、距離44000、速力30!’』
座蒲郎「遂に来たか」
“やっと来たか。”っとは思ったけど、流石にこれでは囮みたいで居心地が悪い。
座蒲郎「まあいい。見つかったなら見つかったで、派手に暴れてやるのみ!
金剛、全艦に通達!‘これより我が艦隊は、第二部隊の突入路を開ける為に敵艦隊へ向け突撃する!
総員戦闘配置!航空隊も発艦準備にかかれ??’」
金剛「了解デース!」
けどそれなら撃破してしまえば全て良しだ。早速金剛に通達するように指示し、どこからともなく気が滾(たぎ)ってくる。
陸軍少将「いよいよですね」
座蒲郎「ええっ。ですが、あなたは下がった方が宜しいですよ。ここからは激しい戦いになりますから」
陸軍少将「いえ、沢小路提督が残るというのに、自分だけ安全な場所へ避難するなど出来ません。
自分も残ります」
座蒲郎「そうですか」
側に立つ陸軍少将の身の安全を図って艦橋から出ることを勧めるも、本人は俺を残して避難するなど出来ないと言って断られた。
座蒲郎「ここからは根気のいる戦いになるぞ!全艦全力を尽くして挑んでくれ!
航空隊は準備出来次第発艦始め!備砲は射程に入り次第全砲門開け!水雷戦隊は
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