北方作戦
第14話 北方大海戦 T
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せろ!対潜哨戒機も艦隊上空に出して警戒を強化しろ??
もうすぐ接敵する筈だ!一刻も早く敵を見つけろ??」
『了解!』
もうすぐ敵航空機か艦隊との接触が考えられるからその為にも早く敵を見つけ無ければ先手をとる事は出来ない。
早速偵察機と哨戒機を搭載する艦に対して発艦を命令。
≪ゴオォーーン……!≫
ものの数分かからずに航空機の発艦準備が完了。
赤城,加賀,蒼龍,飛龍,あきつ丸の航空甲板にはすぐ偵察機と哨戒機がズラリと並びそして……
赤城「一航戦赤城、出ます!」
加賀「ここは譲れません」
蒼龍「大物を狙って行きましょう!」
飛龍「やるからには徹底的にやります!勿論索敵も念入りにね??」
あきつ丸「とばしていくのであります!」
≪ゴオォーーン……グオォーーーーン!≫
準備が完了した艦から偵察機と哨戒機が次々発艦。
艦隊から100km離れた空域と海域の威力偵察。
更に哨戒機は艦隊上空に待機して海中に潜む敵潜に目を光らせる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
……アナザーサイド……
その一方で……
≪ザザ〜〜〜……≫
『……』
伊勢が率いる第二部隊は霧の中を進んでおり、視界が悪く速度を20ノットから15ノットにおとし、艦の間隔を広げて衝突を防ぐようにしていた。
一方の陸軍部隊は大船団であるだけあって警戒・警備、及び衝突にも十分注意を払っているが、それでも不安はある。
ーーーーーーーーーーーーーーー
陸軍中将「……」
参謀「司令官、どうかされましたか?」
空を眺める陸軍中将の下に部下の参謀が声をかけてきた。
実はこの陸軍中将は滅多な理由では空を眺めたりしないから、部下達は心配で仕方ないのだ。
陸軍中将「いや、なんでもない。ただ考え事をしてただけだ」
参謀「考え事…ですか?」
陸軍中将「ああ……“この戦いがいつになれば終わるのか?”っと思ってな」
参謀「この戦いといいますと、“深海棲艦との戦い”のことでしょうか?」
陸軍中将「貴様が考えてる通りさ。
深海棲艦という化け物が現れてから40年。奴らには通常兵器は全くもって通用しない。そのおかげで世界のパワーバランスは崩れ、世界の海は奴らによって奪われ、我々は陸での生活を余儀なくされた。
だが、陸のみでの生活には限度がある。特に我が国は国土が狭く、資源も無いから海を取り戻そうとするも敗れ、結局日本国は生活にあえぐ者達によるクーデターで倒れ、我が国は自分達の海を取り戻すとして“大日本帝国”が再建され、深海棲艦に対抗する手段として、かつて海で戦いし旧日本海軍の艦の力を宿す“艦娘”が誕生し、我らは深海棲艦に対抗出来る力を手に入れた。
だが、そ
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