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ラインハルトを守ります!チート共には負けません!!
第三十八話 バレちゃったのです!!!
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。ありがとう」
イルーナが情の詰まった声で礼を言った。
『イルーナ。対ラインハルト包囲網のこと、私少し舐めていたかもしれない』
アレーナがいつになく真剣な表情をしている。
『ごめんなさい。ヴァリエ、レイン、あなたたちには迷惑をかけたわね』
『大丈夫よ。今後も迷惑をかけないという保証はないでしょう?そんなに謝る必要はないわ』
ヴァリエが無表情に言う。付け入るすきもないという顔だったが、長年付き合いのある転生者たちはそのことを別段気にもかけていなかった。ヴァリエの辛辣さと冷淡さはいつものことだったからだ。
「対ラインハルト包囲網については、これ以上放置しておくわけにはいかないわ」
イルーナが出席者一人一人に声をかけるように視線をずらしていく。その視線には前世に置いて非情な処断を下すときにいつも放たれる、あの断固たる意志の光が宿っていた。
「ただちに対策を練りましょう。場合によってはベーネミュンデ侯爵夫人について断固たる処置を取らなくてはならないかもしれないことを・・・・全員心に留めておくように。いいわね?」
断固たる処置・・・それは、ベーネミュンデ侯爵夫人を対ラインハルト包囲網人員もろとも葬り去ってしまうことを意味していた。
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