第58話
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。」
「フン、一丁前の口を利く………だが、それがわかっているならとやかく言うつもりはない。せいぜい足手まといにならないよう付いて来るがいい。」
ロイドの答えを聞いたダドリーは鼻を鳴らした後、口元に笑みを浮かべて驚愕の言葉を口にした。
「え……」
「あら………」
「その……見逃してくれるだけでは?」
ダドリーの言葉を聞いたロイドは驚き、エリィは意外そうな表情をしているレンと共に尋ねた。
「この状況、お前達のようなヒヨッ子どもに任せきりにできると思うか?今からお前達には私の指揮下に入ってもらう。全ての責任は私が持つ………反論は許さん!」
「ダドリーさん………」
「やれやれ……ホント素直じゃないっつーか。」
「やはり照れ隠しの一種ではないかと……」
「クスクス、これが俗に言う”ツンデレ”ね♪」
ダドリーの答えを聞いたロイドは口元に笑みを浮かべ、ランディは苦笑し、ティオは静かな表情で呟き、レンはからかいの表情でダドリーを見つめ
「ええい、うるさい!―――まずは建物内を一通り捜索してゆく………異常があればすぐに報告しろ。」
ランディ達の言葉を聞いたダドリーはロイド達に背中を向けて怒鳴った後ロイド達に指示をし
「はい……!」
指示をされたロイドは力強く頷いた。その後ダドリーと共にルバーチェ商会の建物内を調べたロイド達は時折現れる魔獣や機械兵器を倒し、そしてマルコーニ会長の隠し部屋へと続く通路の仕掛けを解いて仕掛けによって現れた階段を下りて隠し部屋へと向かった。
「!ひょっとしてそこがマルコーニ会長の部屋……?」
隠し通路を進んでいたロイドは扉を見つけると声を上げた。
「無駄に豪華そうだし、それっぽいかもしれねぇな。」
「……とにかく中に入るぞ。いい加減、連中が消えた手掛かりを見つけなくては―――」
ロイドの推測にランディが同意し、ダドリーがロイド達を促したその時
「PPPPPP………未登録ノ侵入者ヲ感知………待機もーどヲ解除シマス……」
目の前の何もない空間から機械の音声が聞こえてきた!
「!?」
「うふふ、お約束の展開ね♪」
「みんな、下がってください!」
そしてティオが警告したその時何もない空間から突然ロイド達が今まで戦った機械兵器とは比べ物にならないくらいの強さを持つと思われる機械兵器が現れた。
「なああっ!?」
「こ、これって……!?」
「カラクリどもの親玉ってわけかよ!?」
「迎撃もーどニ移行……対象者6名……武装ヲ確認シマシタ……『むすたんぐ』ヲ展開……コレヨリ迎撃行動ニ入リマス……」
ロイド達が機械兵器の登場に驚いていると機械兵器は新たな
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