暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜無限の可能性〜
第3章:再会、繋がる絆
第51話「未知の次元へ」
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だろう。
  ...まぁ、用心に越した事はないが。

「...とりあえず、今のを参考にこれからの作戦を組み立てる。...少し集中したいから一人にしてくれないか?」

「了解。...あまり根を詰め過ぎるなよ?」

「分かってる。慣れもあるが、それぐらいは身を弁えてるさ。」

  まぁ、クロノはきっちりしてるからそこは大丈夫だろう。
  無理はするだろうから油断できないが。

「そう言う事だし、出ておこうか。」

「うん、そうだね。」

  あれ?そう言えば椿と葵もいたはずだけど...。

「...なにやってるの?」

「相変わらず魔法関連は理解しにくい事があるから、聞き流しながら御札調整?」

「重要な所は聞いちゃってたけどねー。」

  そう言いながら、大量の御札を仕舞う。

「どうせ後の会議で分かるでしょ。さぁ、出ておきましょ。」

  ちょっとぶっきらぼうに椿はそう言って、先に出て行く。

「(...機嫌損ねたかな?)」

  もしかして放置してたから?

「かやちゃん、優ちゃんに構ってもらえなかったからって拗ねてるー。」

「なっ...!?す、拗ねてないわよ!べ、別に寂しくなんて...!」

「誰も寂しい?って聞いてないよ?あたしはちょっと寂しかったけど。」

「っ〜〜〜!!」

  ...あー、やっぱり、放置してたのが悪かったか...。
  後で、なにか埋め合わせを...。

「まぁ、放っておいて悪かったよ。放置されるのは精神的にきついもんな。」

「むぅ...ま、まぁ、いいわよ。分かってくれたなら。」

  椿はそっぽを向きながらも、許してくれた。

「あー...君達...?」

「っと、すまんクロノ!ほら、行くぞ椿!」

「あ、ゆ、優輝!?」

  未だに部屋に留まっていたせいで、耐えかねたクロノが声を掛ける。
  慌てて僕は椿の手を握ってその部屋から退散した。
  もちろん、葵や司さんもついてきている。

「っ〜〜〜!(ゆ、優輝の手、手が...!)」

「(うわぁ...かやちゃん、尻尾振れまくってるし、花も...。)」

  ...なんか椿の手に熱がこもった気がして後ろを振り向くと、顔を赤くした椿と、なぜか出現しまくる花が...。
  何か嬉しい事でもあったのか?

「椿?」

「え?っ、きゃっ!?」

「あ、しまっ!?」

  立ち止まって聞こうとしたら、いきなりすぎたのか椿は体勢を崩してしまう。
  そのまま、僕にぶつかる形で転んでしまう。

「....あ、えと..。」

「っ...!ぅ、ぁ....っ〜〜!」

  僕を押し倒す形になった椿は、みるみる顔を赤くする。

「ご、ご
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