2部分:第二章
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「人間ってのは嫌な一面もあってね」
小津の顔が悲しいものになる。いかつい顔だがそこには確かな心がある。
「自分と違う人を差別したりもするんだよ」
「それは知ってるつもりですけれど」
亮太はそのタキシードに着替えながら小津に話す。
「何で身体が問題あるんですか?」
「だから。身体が悪いと何かができなかったりするじゃない」
「人はそれぞれ何かができたりできなかったりしますよ」
「それが差別されるんだよ」
「わからないですね。俺には」
亮太は首を捻る。そうしてだ。彼はこう言うのだった。
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