第69話
[2/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
。
「わわっ………すっごく可愛い子ねぇ!どうしたの?ロイド君達の知り合い!?」
「ああ………キーアっていうんだ。」
「おねえちゃん、髪がピョンピョンしてるねー。もしかしてゆーげきしのヒト?」
「うん、あたしはエステルはこっちのお兄さんはヨシュア、こっちのお姉さんはミント。そっか、キーアちゃんって言うんだ。よろしくね!」
「うんっ!」
「うーん、速攻で馴染んだなぁ。」
エステルとキーアの会話を見ていたロイドは苦笑していた。
「はは、エステルは子供に懐かれやすいタイプだけど………それにしても人懐っこい子みたいだね。」
「ええ、それは折り紙付きかと。」
そしてヨシュアの言葉にティオは自慢げに頷いた。
「………なるほど。貴女がヴァイスハイトとリセルの話にあったかの”姫神”と契約した人間で、そちらの貴女が”竜”ね。………同じ”竜”のエア=シアルとは色々な意味で全然違うわね………」
一方エルファティシアは興味深そうな表情でエステルとミントを見て言った。
「へっ!?なんでフェミリンスの事を………」
「そ、それに今ヴァイスさんとリセルさんの名前が出たよね………?」
「………もしかして2人と面識があるんですか?」
エルファティシアの言葉を聞いたエステルは驚き、ミントは信じられない表情でエルファティシアを見つめ、ヨシュアは真剣な表情で尋ねた。
「ええ。私はヴァイスハイトとリセルが”影の国”から帰還後、”元帥”になったヴァイスハイトの下で2人と共に戦ったのよ。」
「ええええええええっ!?」
「た、確か2人ってものすごく前の時代の人だったよね………?」
「それに今、”元帥”って言ってた事は………ヴァイスさん、あれからさらに昇進したんだ………見た所、異種族の方のようですが………」
エルファティシアの話を聞いたエステルは大声で叫び、ミントは驚きの表情でエステルやヨシュアを見回して尋ね、ヨシュアは驚きの表情で呟いた後、エルファティシアを見つめ
「ええ、私はルーンエルフ。私の名はエルファティシア・ノウゲート。よろしくね♪」
見つめられたエルファティシアは名乗った後微笑んだ。
「それで、その子とそちらの女性について何か相談があるそうだけど………どうする?2階で聞かせてもらおうかしら?」
「あ………はい、差し支えなければ。」
「あれ、そういう話なの?」
「何か事情があるみたいだね。」
そしてロイド達は2階でエステルやミシェル達に事情を説明した。
「そ、そんな事が……」
「この一週間、裏通りの空気が少し緊張した感じだったけど………」
「まさかロイドさん達とルバーチェがそんな状態になっていたなんて………」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ