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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(零篇)
インターミッション〜キーア〜 第68話
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そっちで寝ないとダメだろう?部屋にはエルファティシアさんが一緒にいるんだから、寂しくないだろう?」

2人の言葉を聞いたロイドは疲れた表情で答えた後、真剣な表情でキーアに指摘したが

「だってロイドといっしょだとなんか落ち着くんだモン。めーわくだったらあきらめるけど………」

「い、いや………迷惑ってことはないけどさ。」

悲しそうな表情になって呟いたキーアを見て慌てだし

「ちょっとロイド………何を冷たくしているのよ。あんな事があったばかりなんだからまだ不安かもしれないじゃない。」

「一緒に寝てあげるくらいの甲斐性は欲しい所ですね。」

「俺にどーしろと!?」

ジト目のエリィとティオに突っ込まれて苦笑しながら叫んだ。

「クク………ま、当分は一緒にいてやれや。それから外出だが………念の為、もう一人連れて行け。ルバーチェからの打診はあったが一応、用心した方がいいだろ。」

「あ…………―――わかりました。気を付けておきます。」

そしてセルゲイの忠告と助言を聞いたロイドは声をあげた後、頷き同行者にティオを選んだ。



「さてと………それじゃあ出かけようか。」

「東通りの遊撃士協会ですね。……やはり寄り道はしない方がいいでしょうか?」

玄関の前で言ったロイドの言葉に頷いたティオは真剣な表情で尋ねたが

「いや、キーアの記憶が戻るきっかけになるかもしれないし、エルファティシアさんに市内を案内すべきだろうしね。用心は必要だけど………ギルドに行った帰りくらいなら寄り道もいいんじゃないかな?」

ロイドは静かな表情で否定した後提案した。

「なるほど、道理ですね。………それではお二人とも。そろそろ出発しましょうか?」

「ええ。」

「うんっ!って、どこに行くのー?」

ロイドの提案に頷いたティオに尋ねられたエルファティシアは頷き、キーアは元気よく頷いた後首を傾げて尋ねた。

「遊撃士協会という所ですが………キーアにはちょっとわからないかもしれませんね。」

「……ゆーげきし。………それってもしかして正義のミカタみたいな人たち?」

「なんだ、知ってるのか?そのくらいの一般常識は覚えてるってことなのかな。」

「そうですね………いわゆる長期記録に相当するのではないかと。」

キーアの答えを聞いたロイドは意外そうな表情をし、ティオは静かな表情で言った。

「えへへ………なんで行くかは知らないけど。3人といっしょならキーア、別にどこでもいいよ!」

「うっ………」

「………この笑顔はちょっと反則すぎますね………」

「あら♪嬉しい事を言ってくれるじゃない♪」

そしてキーアの輝くような笑顔を見たロイドは一歩下がり、ティオとエルファティシ
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