インターミッション〜キーア〜 第68話
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うですね。遥か昔のルーンエルフ族の王の知識………一体どんな知識があるのか凄く気になります。」
「あのな………でもまあ、実際魔術の腕は凄かった上俺達より遥かに戦闘慣れしているし、手伝ってくれたら俺達も大助かりですけど………課長、いいんですか?」
エルファティシアの提案を聞いたランディとシャマーラは嬉しそうな表情をし、セティは興味深そうな表情をし、3人の言葉を聞いて呆れたロイドは気を取り直して呟いた後、セルゲイに尋ね
「ま、いいんじゃねえの?既にお前達が契約している異種族という前例がいるんだから、今更一人や二人、増えても関係ないだろ。なんならエニグマも用意してやろうか?警察の仕事を手伝うのならそのぐらいは用意できるし、ロイド達と連絡を取り合う為にも必要だろうしな。」
尋ねられたセルゲイは頷いた後エルファティシアに視線を向けて言い
「わあ♪それってリセルが使っていた”オーブメント”って物でしょ?ぜひ、お願いするわ♪リセルが使っているのを見て、興味があったのよね〜。」
セルゲイの話を聞いたエルファティシアは無邪気な笑顔を見せた。
「さて……エルファティシアさんの話はそれでいいとして………ロイド。二人を連れていくってあなた一人で連れて行くつもり?」
「そのつもりだけど………全員で行くほどの事じゃないし、俺一人で十分かと思うんだけど。」
そしてエリィに尋ねられたロイドは頷いて答えた。
「………納得行かないわね。ただでさえキーアちゃんに一番懐かれてるのに更に独り占めしようだなんて。」
「おまけにエルファティシアちゃんとデートだぁ〜?エルファティシアちゃんにまで手を出す気か、この野郎!」
「うふっ♪私を惚れさせるのは難しいわよ〜?こう見えても心から愛する人がいるし、今でもその人の事を愛しているわ♪他の男にはそう簡単になびかないわよ〜?」
一方ロイドの答えを聞いたエリィはジト目でロイドを見つめ、ランディは悔しそうな表情でロイドを睨み、ランディの言葉を聞いたエルファティシアは小悪魔な笑みを浮かべた。
「へ………」
3人の話を聞いたロイドは呆け
「ロイドさんはズルイです。この子と接する機会は均等であるべきではないかと。」
「ふえ〜?」
ティオはジト目で突っ込み、その様子を見ていたキーアは首を傾げた。
「えっと、何の話だ?」
「フフ、ロイドさんは皆さんに嫉妬されているのですよ。」
「何しろここ数日、寝る時はいつもキーアちゃんと一緒だったしね〜。」
そして不思議そうな表情をしているロイドにエリナは苦笑し、シャマーラはからかいの表情で言った。
「いや、それはキーアが勝手にベッドに入ってくるからで………―――なあ、キーア。ちゃんと部屋を用意したんだから
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