EPISODE4.月下の銀鎧
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「立花ッ!」
「響ちゃん!」
「私はそもそもこいつを捕まえることが目的。あんた達なんて眼中に無いんだよ!」
「しまった!」
「貴様、立花を捕まえて何をするつもりだ!」
「あんた達には関係ねぇっよッ!」
鎧の少女は黒と白のエネルギー弾、NIRVANA GEDONを放ち、キョウヤと翼は深くダメージを負う。
「さて、これで終わりだな。」
鎧の少女は捕らえた響に近づく。すると、
「まだだ、まだ終わりじゃ無い!」
翼は立ち上がる。
「貴様に、防人の生き様を見せてやろう!」
翼はそう言う。
「まさか!翼、それだけは、絶唱うのだけは止めろ!」
「こうなったのは私の失態。ならば、それを償うのは、戦士としての私の生き方!」
キョウヤは翼を止めようとするが翼は一向に聞こうとしない。
「へっ、何が起きているか解らねえが、とんずらさせて──」
鎧の少女は逃げようとするが、翼は既に影縫いを使い鎧の少女の動きを封じていた。
「くそ、こんな時に!」
そして、
「-♪Gatrandis Babel ziggurat edenal〜-」
翼は歌い始める。
「-♪Emustolronzen fine el baral zizzl-」
「止めろ!近づくな!」
「-♪Gatrandis Babel ziggurat edenal Emustolronzen fine el zizzl-」
そして、翼が歌い終わると、膨大なエネルギーの波がノイズを殲滅し、鎧の少女を数十メートルにもおよび引きずるように攻撃する。
「グッ!ガハッ!」
鎧の少女はネフシュタンの鎧に守られてダメージを軽減出来ていたが、鎧は回復する為に少女の身体を蝕む。
「チッ、覚えていろよ。」
鎧の少女はそう言って去って行った。
「翼さん!」
「大丈夫か!?」
キョウヤと響は近づく。そのタイミングで弦十郎も現場に到着し、
「翼、平気か!」
キョウヤ達よりも先に翼に近づくと、
「防人として、剣としての生き様、しかと見届けられたか─」
目と口から血を流した翼がそう言い、翼はそのまま倒れる。
「すぐに搬送の準備を!翼、しっかりしろ!」
弦十郎は翼を抱きしめる。
「ふぅん、あいつ等がキョウヤの今の協力者ねぇ〜。結局、キョウヤには私しかいないみたいね。」
その様子を、謎の少女が見ていた。
戦姫絶唱シンフォギア〜海神の槍〜
つづく
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