プロローグⅡ：過去の戦争と異世界人
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遥か昔…
この星には人ならざる者が数多く存在していた。
今でこそ、冥界や天界などになりを潜めているが、確かに存在していた。
悪魔… 堕天使… 天使… 神… そして龍ドラゴン。
人間は、この勢力の序列の最下位に位置していた。
そして世界には、次元を守る、一匹のドラゴンがいた。
真なる赤龍神帝グレートレット。
そして時は、流れて行き、世界は大きく変わろうとしていた。
原因は悪魔、天使、堕天使の三大勢力が戦争を起こしたせいだ。
その戦争は、元々堕天使と悪魔の冥界の小さい領地争いが元で始まったものだった。
そこに悪しきものを滅すると言う名目で、天使や神が介入した為さらにややこしいものとなった。
やがて三大陣営は疲弊していき、彼らは神器所有者を使って戦争をするようになった。
そのせいで悪魔、天使、堕天使、そして人間も多くの犠牲者が出ることとなった。
しかし、そこで戦争を止めざるを得ない事態が起きてしまった。
それは、四匹のドラゴンが戦場で暴れ始め、無差別に攻撃をし、三大勢力は大きな被害を受け
てしまったのだ。
さすがに危ないと思った三大勢力のトップ達は緊急会談を行い、その結果、ドラゴン達を
神器に封印するまで一時的に休戦することになったのだ。
そして三大勢力の連合軍は、力の理と覇の理に至ったドラゴン達、
赤龍帝ドライグ、白龍皇アルビオン
銀龍姫アイビス、金龍君レイア
の四天龍を討伐、封印するため動き出した。
結果は勝利。
三大勢力の多くは四天龍の強大な力の前に、何とか
勝利することができた
神と魔王達は急いで、ドラゴン達を神器に封印した。
しかし封印すると同時に神と魔王達も亡くなった。
それから三大勢力はしばらくの間不可侵条約を
締結し平和になっていた
それから封印された四天龍は神器になっても戦いを続けていた。
そしてそれにより、少なからず三大勢力や他の神話体系も被害を受けていた。、
それから幾星幾億の時が過ぎ、時代は変わった…
ドラゴン達の争いはまだ続いている。
そして現代において再び四天龍が揃う事態が起こってしまった。
赤き龍の帝王の力を受け継いだのは、何の変哲も無いただの高校生の少年だった。
彼は性欲が絡むと人一倍、人から
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