第二章
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から婆さんに化けたりか」
「七匹の子山羊みたいにもしないからな」
狡猾に母親に化ける様なこともというのだ。
「群れを為して堂々と狩るのが俺達なんだよ」
「そうなんだな」
「そうだ、皆俺達を悪い奴だって言うけれどな」
それはとだ、必死の顔で語る。
「それは間違いだ」
「じゃあ真実はあんたが言うことか」
「何度も言うが嘘は言わないぞ」
オスカーはここでこうまで言った。
「俺達を従者にしていたオーディン神に誓ってな」
「そこまで言うんだな」
「そうだ、絶対にな」
肉屋の親父にも言う、とかく彼は誰にも彼にも狼の素顔、彼が知っている限りのそれを語った。そうした活動をしていたが。
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